

【第8回】個性と環境2〜「世界に一つだけの花」はどこに咲くのか
【第7回】 では、 個性と環境の関係性は、時代と共に変化していく ということをお伝えしましたね。これは、個人と環境の、いわば「タテ軸」の関係性です。 今回は、今、現在進行形で私達の身に起こっている、環境との「ヨコ軸」の関係性について、考えてみましょう。 つまり、 今、その人がどんな環境で生きている or 生きていくのか 、という 「場所」について です。 ■ 「世界に一つだけの花」はどこに咲くのか 画像生成アプリ:AIイラスト SMAPの名曲「世界に一つだけの花」 『世界に一つだけの花』というSMAPの名曲があります。 "No.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one" というフレーズが印象的な、言わずと知れた20年以上前の大ヒット曲ですね。 私のような親世代には懐かしい歌ですが、皆さんにも合唱コンクールや応援歌、運動会の入退場曲やイベントのテーマソングなど、なにかと馴染み深いのではないでしょうか。( ※1 ) その歌詞では、1人ひとりの個性を”世界に一つだけの花”にたとえ、「誰もが特別な存在なのだから、自分の個性を大切に生きてほしい
2023年4月25日読了時間: 7分


【第7回】個性と環境1〜変化する時代
【第6回】では、環境と適応について お伝えし、また、このブログでは、 個性 =生まれながらの凸凹や、環境の影響などを合わせて形作られていく、その人らしさ 環境 =その人が今生きている場所(家、学校、地域、部活や塾、ネットなど) 障害 =人と環境との間にある、努力では乗り越えられない壁 適応 =環境に合わせて生きていくこと …といった意味で、これらの言葉を使ってきました。 ■ 個性と環境の関係性について 今回からしばらく、その人を取り巻く 環境 と、それぞれに 個性 のある1人の個人との 関係性 について、じっくり考察していきましょう。 画像生成アプリ:AIイラスト 【第5回】 で、私は近視なので、メガネがなければ障害がある状態となり、メガネがあれば障害がない状態となる…といったお話をしました。 では、私が仮に、メガネが発明される13世紀以前の時代に生まれていたらどうでしょうか。 👉考察:マンガ「Dr.STONE」の眼鏡の発明と障害考 例えば、人類が石化して文明がリセットされた、 マンガ「Dr.STONE」 の原始文明の時代だと、視力が弱いと自分
2023年4月17日読了時間: 6分


【第6回】環境と適応・不適応・過剰適応
【第5回】では「障害」という言葉について 少し考えてみましたが、もうひとつ、10代の自分の個性について知りたい凸凹さんに覚えておいてほしいキーワードがあります。 それは 「適応」 という言葉です。 ■ 「適応」とは…… 「適応」とは、生き物が環境に合わせて生きていくこと です。生き物は自分が生きやすい環境を求め、また、長い間にその環境に合わせて性質や習性などが変化・進化していくわけです。 画像生成アプリ:AIイラスト 適応の例:海水魚と淡水魚 例えば、魚には、海で生きる海水魚と、川や湖などで生きる淡水魚がいますね(海水でも淡水でも生きられる汽水魚もいますが…)。 体の仕組み自体が違うので、自分に合った塩分濃度の水の環境でないと、うまく生きることができません。 また、同じ淡水魚でも、キレイな清流の川にしか住めない魚もいれば、少し汚れている淀んだ沼のような場所のほうが居心地がいい魚もいます。 自分の性質に合った水の環境にいれば、まさに「水を得た魚」の如く、のびのびと過ごせて繁殖もしやすくなりますが、合わない環境であれば負担がかかって、子孫を残せないこ
2023年4月10日読了時間: 6分


【第5回】「障害」という言葉について
お元気でしたか? まず最初に、この「10代のための凸凹学」Blogが久しぶりなので、【第4回】までの要点をまとめます。 個性とは自分らしさ であり、自分らしさとは自分の中のいろんなキャラ(パーソナリティ)が天下統一して出来上がっていくもの。10代の個性は現在進行形で作られている真っ最中。 成長の階段のカタチ(発達のしかた)には個人差があり 、その登り方もスピードも違う。だが、社会のほうは「標準型」を基準にデザインされていることが多い。 同じ1人の人の中にも 「発達の凸凹差」 があり、 誰にでも得意なことと苦手なことがある。「できる自分」と「できない自分」のギャップが大きいほど、うまく行かない感じになる。 自己理解を深めると、自分の凸凹と上手に付き合える ようになる …といったお話をしてきました。 ■ 「障害」という言葉について では、今回は「凸凹さん」が自分の個性と環境(社会)との関係性を考えていく上で、理解を深めておいてソンはない、 「障害」という言葉 について、一緒に考えてみましょうか。 「障害」という言葉は、人によってはすごく重たく感じたり
2023年4月2日読了時間: 6分
子育てこそが、人生最大のリスキリング
SNSや報道等で、首相の国会答弁での「子育て中のリスキリング」について議論されているようですが……メディアによっては、「育休中」と「育児中」という言葉を(敢えて?)混同して論じて、小さなお子さんの親(主に母親)の不満の声のみを集めて報じているような印象も受けます。...
2023年2月1日読了時間: 8分
「みんなと同じ中学」以外の学びの選択肢
理由は問わず、とにかく 「みんなと同じ、地元の公立中学には行きたくない」という親子さんのために、以前私が収集した学びの選択肢の情報をまとめておきますね。 うちでは長男が5年生の頃より、公立小学校卒業後の進路を親子で考え始めました。...
2022年11月7日読了時間: 12分


声かけ変換/声かけ変換表 公式まとめ
楽々かあさんの「声かけ変換/声かけ変換表」関連情報の公式まとめです。 ※不当表示へのご注意 「声かけ変換」「声かけ変換表」 は、楽々かあさん/大場美鈴が著作権および意匠権を有するオリジナル・コンテンツの名称 です。出典元の提示なく、自サイトへの誘導目的で記事タイトルや見出し等に使用したり、無断で著書名や配布物等の名称に使用したりする行為は、 著作権法の他、 景品表示法や不正競争防止法に抵触するおそれ があります。 これらの行為を意図せず助長されませんよう 、ご注意ください。( *1 )( *2 )( *3 ) 【声かけ変換表の公式・公認ダウンロード】 伝わる!声かけ変換表【ママ・パパ応援編】 ⇒ あさ出版「伝わる!声かけ変換」特設サイト 伝わる!声かけ変換表【2020年決定版】 ⇒ あさ出版「伝わる!声かけ変換」特設サイト 声かけ変換表【2014年オリジナル版】 ⇒ 楽々かあさん公式HP>Share>支援ツールのシェア 追加の声かけ変換表(叱咤激励・状況判断・卒業編) ⇒ 楽々かあさん公式HP>Share>支援ツールのシェア 伝わる!声か
2022年9月27日読了時間: 7分
発達障害のある子は私立中学にいますか?
Q:発達障害のある子は私立中学にいますか? 人によっては「何を当たり前のことを…」と思われるかもしれませんが、これは、5-6年前の長男の中学受験当時、実は私が非常に知りたかったことなのです。 当時は発達障害のある子の中学受験についての情報が本当に少なく、私はネットで検索結果...
2022年7月30日読了時間: 6分


接し方のコツ
発達障害のお子さんにとって「分かりやすい・受け入れやすい伝え方」があります。
視覚支援とABA療育(応用行動分析)をベースに、自己肯定感を高める接し方をしていくと、だんだんと怒らなくても伝わるようになっていきます。
2022年7月14日読了時間: 5分


生活の工夫/子育てハック
生活環境をその子に合わせて、分かりやすく、使いやすく、動きやすく工夫していくことで、本人のミスや親の負担を減らせます。基本は「見える化(視覚支援)」して、図や箇条書きで示すと、とても分かりやすくなります。これは、TEACCHでは「構造化」と呼ばれていますが、一般家庭で
2022年7月13日読了時間: 6分












