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  • 楽々かあさん(大場美鈴)

接し方のコツ

発達障害のあるお子さんにとって「分かりやすい・受け入れやすい伝え方」があります。

親子のアタッチメントと信頼関係を築き、視覚支援、ABA療育(応用行動分析)等をベースに、その子に合った声かけなどで、自己肯定感を高める接し方を意識していくと、だんだんと怒らなくても伝わるようになっていきます。

 

ほめる・認める・話を聴く

発達障害・グレーゾーンの傾向のあるお子さんは、特有のこだわりの強さや興味・集中力の偏り、不器用さ、感覚の敏感さ・・・等の理由から「ワガママ」「空気が読めない」「周りに合わせられない」などで、家や学校でついつい怒られる回数が多くなってしまいがちです。

その結果、自信を失ってしまうと、無気力になったり、周囲とトラブルが増えたり、より深刻な二次障害の状態になってしまう可能性もあります。

まずは「登校できた」など、一見当たり前のようなことでも「よく頑張ったね!」と、何気ない日常の努力を認める声かけをしていきます。また、「学校イヤだ!」「◯◯くんはキライ!」などのネガティブな感情も、まずは否定せずに受け止め、「うんうん」「そうかあ〜、〇〇が嫌なんだね」など、共感的に相づちを打ったり、台詞を復唱しながら話を聴いてあげる(傾聴)ことで、親子の信頼関係の土台を築いていくことができます。

そして、できないことのみに注目せず、できていることのほうに意識的にフォーカスします。 例えば、友だちを叩いてしまったら、行動だけを「叩くことはやめて」と止め、やめた時に「やめれたね」と、できたことをフィードバックします。

また、多動性のある子や感覚過敏のある子は特に、できる範囲で、意識的にスキンシップを多くとるように心がけると、その子なりに落ち着いてくるかもしれません。

「自己肯定感」を高める接し方を心がけ、親も子も、ひたすら忍耐・ガマンをするのではなく、「その子に合った伝え方」を工夫して、なるべく怒られる回数を1回でも2回でも、減らせるようにしていくと、問題行動が落ち着いて、こちらの話も伝わりやすくなります(参考:「支援ツールのシェア 声かけ変換表【決定版】」公開メルマガNo.080)