

【考察】「鬼滅の刃」炭治郎と冨岡義勇さんに学ぶ、役割期待と“自分らしさ”の引き受け方
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章、私も子どもと公開初週に観ましたよ、iMAXシアターで! 感覚過敏のある子と一緒に行ったので、奮発してプレミアムシート予約したら、超混雑の劇場でもストレスゼロで、全てが最高でした(ドリンクとポップコーンは蜿蜿長蛇の列で買えませんでしたが💦...
9月1日読了時間: 11分


子どもの叱り方は、順序が9割!
■ 子どもをほめて育てるのは大事…でも、一切叱らなくていいワケじゃない よく言われるように、子どもをほめて(認めて)自己肯定感を育てることは、子どもの健全な成長にとって、とても大事です。 少なくとも最低限、自己肯定感の反対語である「自己否定感」を膨らませないよう、理不尽に日...
2024年6月10日読了時間: 8分


親の育て方の責任割合〜子育てプレッシャーに潰されないために
■ 子どものことで、自分を責めてしまう前に… 子どもが大きくやらかした時や、何もかもうまくいかない時、挫折や失敗経験から立ち直れずに苦しんでいる時……。 毎日一生懸命に子育てをしている人ほど「私の育て方がよくなかったのだろうか」と、自分を責めてしまいがちではないでしょうか(...
2023年11月14日読了時間: 10分


【第10回】期待される役割(役割期待)
画像生成アプリ:AIイラスト ■ 「空気」には何が含まれるか? 【第9回】 では、その空間独自の性質である「空気」についてお話しましたが、では、その「空気」は一体何からできているのでしょう? 「そんなの、酸素とCO2と…」なんて理系さんは思うかもしれませんが(ちなみに、空気の8割は窒素だとか)、ここでは、私自身の経験と体感から成分分析すると…… 空気の主成分は気体……いえ、「期待」です。 うまいこと言った! 例えば、クラスで文化祭の出し物を決める際、誰からも意見が出ずに重苦しい空気が続いて、もう帰りたい……なんて時に「そろそろ〇〇さんが手を挙げて、なんか言ってくれるハズ」なんて内心誰かに期待したり、逆に、そういう行動を自分が期待されている空気を感じた経験はありませんか? うちの長男は、こういう役目が回ってくることが多いようですが、この場合、彼は「アイデアマン」または「空気を壊す人」の役割を期待されているのでしょう。 そして、彼がいいアイデアを出して採用されれば、達成感を感じたりほっとしたりするけれど、アイデアが思いつかなかったり却下されたりする
2023年5月22日読了時間: 8分


【第6回】環境と適応・不適応・過剰適応
【第5回】では「障害」という言葉について 少し考えてみましたが、もうひとつ、10代の自分の個性について知りたい凸凹さんに覚えておいてほしいキーワードがあります。 それは 「適応」 という言葉です。 ■ 「適応」とは…… 「適応」とは、生き物が環境に合わせて生きていくこと です。生き物は自分が生きやすい環境を求め、また、長い間にその環境に合わせて性質や習性などが変化・進化していくわけです。 画像生成アプリ:AIイラスト 適応の例:海水魚と淡水魚 例えば、魚には、海で生きる海水魚と、川や湖などで生きる淡水魚がいますね(海水でも淡水でも生きられる汽水魚もいますが…)。 体の仕組み自体が違うので、自分に合った塩分濃度の水の環境でないと、うまく生きることができません。 また、同じ淡水魚でも、キレイな清流の川にしか住めない魚もいれば、少し汚れている淀んだ沼のような場所のほうが居心地がいい魚もいます。 自分の性質に合った水の環境にいれば、まさに「水を得た魚」の如く、のびのびと過ごせて繁殖もしやすくなりますが、合わない環境であれば負担がかかって、子孫を残せないこ
2023年4月10日読了時間: 6分


【第4回】自分の中の凸凹差
今回は、他人がどうであれ、「なんだかうまくいかない」感じにつながってしまう、同じ1人の人の中での「発達の凸凹差」について、です。誰にでも、得意なことと、苦手なことがあります。「ドラえもん」の出木杉君みたいな、一見完璧そうに見える人でも、苦手なことや、短所や欠点はあるでしょう(ちな
2020年12月27日読了時間: 6分


【第3回】発達と「成長の階段」の個人差
画像生成アプリ:AIイラスト ■ そもそも「発達」とは……? 今回は発達と個人差について、じっくり考えていきたいと思います。まず、「発達」について。 「発達」という言葉は、10代の方にとっては、”ほぼほぼ”「=成長」と同じ意味 だと思っていいでしょう。 ただ、必ずしも全てが「発達=成長」とは限りません。育ち盛りの皆さんにはピンと来ないかもしれませんが、そこに 「退化」や「老化」 だって含まれるからです(退化や老化も、悪いことばかりではないんですよ。細かいことが気にならなくなってきますからね。笑)。 とにかく、この加齢と共に、 人の心と身体に起こる変化の全てをザックリまとめた言葉が「発達」 です。 そして、この「発達」には大まかな順序があって、生まれたばかりの赤ちゃんが急に走り出すようなことは、まずないでしょう。”大抵は”、寝返り→ハイハイ→つかまり立ち→よちよち歩き、というように、一歩ずつ、できることが増えて、それがまた、次の発達につながっていくんですね。 この発達の順序を、ここでは「成長の階段」としましょう (詳しくは、中学の保健体育か、家庭科
2020年11月21日読了時間: 6分


【第2回】「自分」と「個性」とは…?
最初に少しだけ、「自分」や「個性」って何なのか、一緒に考えてみません10代の「凸凹さん」の中には、思春期の少し前くらいから、周りのことが気になり始めて…「なんで自分は、こんなにみんなと違うんだろう」って、思い悩んだり。「なんで、〇〇さんみたいに、なれないんだろう」って、落ち込んだ
2020年10月30日読了時間: 6分














