楽々かあさん公式HP
Idea&Tools for ASD LD ADHD kids
楽々式サポートブックの書きかた・渡しかた
「楽々式サポートブック」は主に、通常学級や特別支援学級在籍の発達障害のあるお子さんを、学校と連携しながらサポートしていくことを想定して制作致しました(どなたでも無料ダウンロードできます)。
解説記事で、担任の先生等にできる範囲でのサポートをお願いするために、どんな風に書いて、どう渡したらいいか、楽々かあさんなりのコツをまとめました。(私も手探りでしたので、必ずしも「これが正解」ではありませんこと、ご理解頂けると幸いです)
※グレーゾーンのお子さんなど、より簡易的に特徴と配慮のお願いを伝える「サポート・シート」の作成例はページ下部。
記入例のサンプル(スライド)
市販のカードホルダーなどをご用意下さい。
連絡先、かかりつけ医、相談・支援機関の情報
フォーマットの情報と連携について
市販のカードホルダーなどをご用意下さい。
付録「よくある困りと対応例」カード
書きかたの心得
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グチ・苦労話・親の想いは書かない
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「今」「学校で」「特に大事なこと」に絞る
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必要なものだけプリントする(全部埋めなくてもいい)
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具体的に、事実を簡潔にまとめて書く
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子どもを「行動」「困り」でみる
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ポジティブな情報を必ず入れる
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客観的な意見を入れる(医師・カウンセラーなど)
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誰かに見てもらう
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何度も書き直す・修正する
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子ども本人にも確認してもらう
渡しかたの心得
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継続的・長期的に関わってもらえる先生に相談する・同席してもらう
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先生に普段から感謝の気持ちを伝え、信頼関係を作っておく
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子どもによい変化があれば伝えていく
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期待どおりにいかなくても、自分でできる具体的な方法や別のアプローチを考える
サポート・シート(sample)
グレーゾーンの子などへのさり気ない配慮を、箇条書きにして、簡易的に伝えるための例。面談などの際に、参照しながら話すと、要点が分かりやすくなります。
※Sample例ですので、このままお使いにならないよう、お願い致します。あくまでご自身で作成する際の「参考」としてご活用下さい。
※Sample例の内容の無断転載を禁じます
重版!
「発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換」
著者・大場美鈴(あさ出版)
ロングセラー
「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」
著者・大場美鈴(楽々かあさん) 監修・汐見稔幸先生(ポプラ社)