

追加の声かけ変換表 状況判断編
【支援ツールのシェア】 No.143 追加の声かけ変換表 状況判断編 声かけ変換表の追加、今回はちょっと応用の「状況判断編」です。長男の最近のつまずき原因のひとつに「状況判断が苦手」ということがあります。 周りのお子さんが空気を読みながら、状況を判断して自分で動けるようになってきているので、人の表情を読み取ったり、相手の言外の意図を汲み取ったり、記憶を臨機応変に参照しながら、その場その場で要求されていることを見極められない長男は、苦戦しているようです。 以前は「適切な指示があればできる子」だったのが、本人は同じでも、周りの変化で「指示がなければできない子」になってしまうんです。 ただ、体質的に苦手なことは仕方ないので、少しでも「周りを見る」クセづけをしながら、今までの経験を元に判断できるように、「声かけ」をシフトチェンジしました。 表にあるように、視野を広めたり、今はこういう状況である、ということや、それまでの経験を判断材料として与え、指示を出す前に自分で考えるように促す声かけです。 ただ、今までのひとつひとつ具体的な指示を出す声かけが必要でなか
2015年9月3日読了時間: 5分


子どもを安心させる声かけ・行動
文末よりPDF無料ダウンロード 【支援ツールのシェア】無料ダウンロード No.131「子どもを安心させる声かけ・行動」 子どもがパニックやかんしゃくで大暴れしている時、不安でいっぱいでしがみついて離れない時、何度も失敗を繰り返してなかなかやるべきことに取り組めない時、ちょっとしたことで投げ出してしまう時、何かにこだわってテコでも動かない時、、、こちらも途方に暮れそうになりますが、「できる範囲で」いいので、ここにあるような声かけや行動を少しだけ意識しています。(勿論、私もできないときもあります…) 今まで沢山の支援ツールや育児アイデアをシェアしてきましたが、それらの一番根っこにあるのは 「子どもを安心させる」 ということです。手順カードややることリストなども、何をしたらいいのか把握して、安心させるために作っているんです。 でも、支援ツールがなくても、声かけや行動で、子どもを安心させることはできます。 カードに書かれていることは、誰もが知ってそうな、一見当たり前のような「親らしい」ことです。 でも、いざ、大暴れしている子どもを前にしてみると、こちらも
2015年6月4日読了時間: 5分


育児を頑張り過ぎている時の対処法
PDF無料ダウンロード No.130「育児を頑張り過ぎている時の対処法」【支援ツールのシェア】無料ダウンロード ■ 親業を続ける 世界一多い同業者の皆さん、いつもお疲れさまです。 このお仕事本当に大変ですよね〜。特に子どもや自分自身に凸凹があると、今無事に生きてることすら、奇跡的だと思えます。 疲れれば、誰だってイライラしたり、ネガティブになったりします。私も、そんな時に子どもにあんなことやこんなことをされると、(ヒミツですが)時には子どもがかわいく思えなかったり、優しくできなかったりします。「お母さん」「お父さん」の中の人は人間だものね。 だから私は、そんな時も「ダメなお母さんだ」「母親失格だ」って過剰に自分を責めないようにしています。母性や愛情がスッカスカになったように感じるのは、一生懸命あれもこれも、とっても頑張り過ぎている証拠だと思っています。 あくまで、「私はこうしています」という一例に過ぎませんが「しんどいな」と思ったら私がやってみていることを、リストにしました。ありふれた方法も多いかと思いますが、どこかのがんばり屋さんの参考になりま
2015年5月28日読了時間: 7分


「新しいことに挑戦する」をサポートする
No. 126 『新しいことに挑戦する』をサポートする ■ 不器用さんと新しいことをする時の例:子どもの料理のお手伝い 若葉がぐんぐん芽吹く季節。日差しと新しい刺激を受けて、大人も子どもも「成長したい」って気持ちが高まってくる時期ではないかと思います。毎年、連休前から習い事...
2015年4月24日読了時間: 5分


自分への声かけ変換
追加の声かけ変換を投稿しました(関連Blog 「声かけ変換表(叱咤激励編)」 ) 子どもが頑張っている、頑張ろうとしている時の叱咤激励を、デリケートな子にもプレッシャーになり過ぎない、親の気持ちがまっすぐ伝わる声かけに変換しています。  これ、実は私、自分自身にもやっているんですよ 心の中で思い直すだけですが、、、  私も元々は完璧主義で、できたことよりできてないことのほうが気になる性格なので、すぐに自分に対してダメだししちゃうんですよね。 まあ、それだからいろいろと学んでみようという気持ちになったり、試行錯誤したり、文章表現の細部にこだわったり、真面目で物事に対して誠実であろうとする面などは、いいところでもあるんですけどね(自分で言うのもなんですが…)。   でも、時々、そんな自分がちょっとしんどくなることもあるので、、、 例えば、上の声かけ例なら、こんな風に 「自分への声かけ」 に応用してやってみています。   ・親ならみんなできてるよ → 新米ママの時よりもずっとできるようになった! (比較の基準は自分自身) ・(家事をしたら)次は買い物と
2015年3月10日読了時間: 4分


追加の声かけ変換表 叱咤激励編
【支援ツールのシェア】 No.119「追加の声かけ変換表 叱咤激励編」とその後の声かけ変換表 ■ プレッシャーになりすぎない勇気づけ 「声かけ」その他によって、一日中怒られっ放し、という状態からは脱出し、ほどほどに落ち着いてきたうちの子たち。最近は譲ったり、妥協したり、も、だんだんとできるようになり、お友達とのコミュニケーション力も「その子なりに」上がってきました 勉強や学校は、相変わらずあんまり好きではないようですが、時々、やる気の芽がちょこっと出たり引っ込んだりしています。 こんな時、最近私が心がけている「追加の声かけ」を、ご参考までに5つ書き出しました beforeの叱咤激励でも、問題なく伝わるお子さんもいると思いますが、うちの子たちは(私に似て…)、打たれ弱くて、プレッシャーを感じやすいところがあるので、なるべく重荷になりすぎない、でも、励ましていること、応援していることが伝わる、勇気づけの声かけを(できる範囲で)意識しています ポイントは他の支援ツールと同様ですが、 ・できているところを見る ・比較は本人自身とし、過程や進歩をほめる・認
2015年3月5日読了時間: 3分


表情コミュニケーション
No.115 「表情コミュニケーション」 ■ 分かりやすい表情で伝え、ASDのある子が相手の表情を読み取る練習 突然ですが、「困った顔」ってできますか? うちの次男は困っているときでもにこにこしちゃうんですよね。 実は、精神疾患のある成人の方向け社会復帰プログラムのSSTで...
2015年2月6日読了時間: 3分


【2015年考案オリジナル】楽々式サポートブック〜発達障害・グレーゾーンの子の学校と家庭をつなぐ無料支援ツール
楽々式サポートブック(うちの実物) 【2015年考案オリジナル】楽々式サポートブック〜発達障害・グレーゾーンの子の学校と家庭をつなぐ無料支援ツール 2015年に楽々かあさんが考案/作成/公開したオリジナル様式「楽々式サポートブック」。 従来のサポートブックにはなかった“いいところリスト”や"人間関係マップ" "サポートテクニックカード”などの独自項目や、便利な巻末付録「よくある対応例」を備え、コンパクトなはがきサイズが特徴の、学校と家庭のスムーズな連携を支える先駆的フォーマットです。全国で長年活用され、発達障害・グレーゾーンの子どもたちの理解と支援に役立っています。 2025.8更新 楽々かあさん/大場美鈴より ■ 発達障害のある子の特徴と困りを伝え、学校と連携する 発達障害・グレーゾーンのお子さんを、学校と連携しながら通常学級等でサポートすることを想定して作った「楽々式サポートブック」のフォーマットをシェアします。(もちろん、どなたでもご自由にご利用下さい) 今まで私は「サポートブック」というと、言葉の出にくい自閉症のお子さんが介助者さんなどと
2015年1月16日読了時間: 5分


決めつけない・全否定しない〜完璧主義を和らげる練習
■ 完璧主義を和らげる承認の練習 「決めつけない・全否定しない」という、完璧主義を和らげる練習をしています。 例えば、私はSNSでいろんなコメントやご意見、ご投稿などを頂きますが、基本的にどんなご意見でも読んだら必ず 「いいね!」...
2014年11月17日読了時間: 6分














