

サポートブックの書き方:発達障害・グレーゾーンの子の「合理的配慮」を伝えるコツ
サポートブックは、発達障害やグレーゾーンの子どもが安心して学校生活を送るために、家庭と学校との架け橋となる大切なツールです。 ここでは、2015年に考案した「楽々式サポートブック」をもとに、学校への伝え方と書き方のコツをまとめます。 →「渡し方」記事はこちら ■ サポートブックは「先生もサポートする」視点を…… 「楽々式サポートブック」 を渡す目的は我が子をサポートして貰うことですが、同時に、 支援者である先生もサポートしていくもの …という視点を意識して作って頂くと、 学校と家庭がお互いにサポートし合う、良好な連携関係につながっていく と思います。 特に他のお子さんのことでも忙しい通常学級などの先生にとっては「負担が大きい・重い」と感じられてしまうと、結果的にサポートブックを活かすことができなくなる可能性があります。 ですから、相手にとって受け入れやすい内容であるか、具体的に参考になるものであるか、客観的に吟味しながら内容を絞って書くと、実用的なサポートブックになっていくと思います。 ☝️親の「分かってほしい」気持ちは一度整理!...
2015年1月16日読了時間: 6分


【2015年考案オリジナル】楽々式サポートブック〜発達障害・グレーゾーンの子の学校と家庭をつなぐ無料支援ツール
楽々式サポートブック(うちの実物) 【2015年考案オリジナル】楽々式サポートブック〜発達障害・グレーゾーンの子の学校と家庭をつなぐ無料支援ツール 2015年に楽々かあさんが考案/作成/公開したオリジナル様式「楽々式サポートブック」。 従来のサポートブックにはなかった“いいところリスト”や"人間関係マップ" "サポートテクニックカード”などの独自項目や、便利な巻末付録「よくある対応例」を備え、コンパクトなはがきサイズが特徴の、学校と家庭のスムーズな連携を支える先駆的フォーマットです。全国で長年活用され、発達障害・グレーゾーンの子どもたちの理解と支援に役立っています。 2025.8更新 楽々かあさん/大場美鈴より ■ 発達障害のある子の特徴と困りを伝え、学校と連携する 発達障害・グレーゾーンのお子さんを、学校と連携しながら通常学級等でサポートすることを想定して作った「楽々式サポートブック」のフォーマットをシェアします。(もちろん、どなたでもご自由にご利用下さい) 今まで私は「サポートブック」というと、言葉の出にくい自閉症のお子さんが介助者さんなどと
2015年1月16日読了時間: 5分


習字の勧誘〜冬休みの宿題「習字」をチャチャッと終わらせる方法
No.110 「習字の勧誘」 ■冬休みの宿題「習字」をチャチャッと終わらせる方法 あけましておめでとうございます。 冬休みもあとわずか。宿題、なんとかなりそうですか?笑 うちは、苦手なおかずがいくつか残っています。 「習字はとにかく面倒!」らしいです。準備も、書くのも、片付...
2015年1月5日読了時間: 2分


本人用運動会プログラム
No.096 「本人用運動会プログラム」 ■ 発達障害のある子の学校行事のパニック・かんしゃく予防の工夫 運動会が近づき、うちの子たち皆荒れ始めました まあ、毎年のことなので、私もスタンバイしてました。 ばっちこい!笑 運動会はうちの子たちにとって、一年で一番ハードルの高い行事です。事前の練習も含め、 ・予定変更、イレギュラーな日課が苦手(見通し不安) ・残暑の中、体温調節が苦手。アレルギーが出やすい ・勝ち負けへのこだわり ・身体接触が多い(触覚過敏) ・ピストルの音や、音楽などの大音響(聴覚過敏) ・身体の使い方が不器用で、みんなの足を引っ張ってしまう ・・・などなど。 先生方や他のお子さん達も暑さの中、とっても頑張っているので、申し訳ないと思いつつも、ちょっとかわいそうになってしまうくらい、本人にとっては負担の大きな行事なんですね。 当然、毎年この時期は荒れ、 登校しぶり などを毎日なだめながら登校させるので、親にとっても試練の時期です。 特に、一年生の初めての運動会のときは、なにが起こるのかが全く分からず、不安な気持ちが強くなっていたと
2014年9月19日読了時間: 4分


連絡帳
No.037 「連絡帳」 ■ 担任の先生に発達障害対応をお願いする時の連絡帳の伝え方の例(通常学級の場合) いつも「通常学級の先生にどこまでお願いしてよいものやら・・・」と私も迷いながらやっていることなので、「これが正解!」とは言い切れませんが……(むしろ、現役・元を問わず、Facebookページをご覧になっている学校や幼稚園保育園、塾などの先生がいらっしゃったら、「どんな伝え方が一番対応しやすいか」という点のご意見を伺えるとありがたいです。) (※ 【2023.10追記】 コロナ後の学校連絡について) ただ、保護者としては結構知りたい情報だと思うので、うちの例を出してみますね。(あんまり他人の連絡帳など、見る機会もないと思うので…) ☝️担任の先生への連絡帳での伝え方のポイント 長男が小学校一年生でトラブル続出していた頃は毎日のように先生からお電話を頂いたり、連絡帳でもやりとりして大変でした。発達障害が分かってからは私も「対応をお願いしたい」と思いつつも、息子を分かってほしい、という「想い」が強く出てしまい、ついつい文章が長くなって、お忙しい担
2014年1月18日読了時間: 5分


















