

支援級に転籍しました
■特別支援学級(支援級)に長男が転籍してみた 長男◯太郎、五年生。 今まで、あの手この手でフォローしながら通常学級で頑張ってきましたが、「おれ、人数が少なければ少ないほど、集中できる気がする」と自分の意思で、特別支援学級に転籍致しました!...
2016年4月23日読了時間: 4分


iPad導入への道〜合理的配慮の交渉術〜
4月から長男が学校にiPadを持ち込んでいいという許可を頂きました! しばらく、学校とどう話し合うのか、説明するのか、どう使って行くのか、といったことを、超具体的に発信します。「集団で学ぶこと」に困難さのあるお子さんの道が開けるよう、楽々かあさんも全力で応援しますからね。 【2023.追記】 ・この投稿はコロナ前の2016年(当時、長男は小4)のもので、全小中学生にタブレット等が配布された現在とは状況が違いますが、 発達障害・LDのある子が合理的配慮をお願いする際の交渉術 のご参考となれば幸いです。 ・交渉時点では、通常学級での使用を前提に学校と交渉して許可を得ていますが、その後( 別の理由で )支援級に転籍しました。 ■ 発達障害のある子のiPad導入への道〜合理的配慮の交渉術〜 私は交渉ごとは元来とっても苦手なんです。でも、うちの子へのこだわり対応で鍛えられて、だいぶ交渉上手になってきました。 以前より、ちょこちょこと 「iPadの持ち込みとかってどうなんでしょう〜」 と、学校側に軽く探りを入れていて、その時点では「そういうのは市全体で足
2016年3月4日読了時間: 7分


顔と名前のカンニング下敷き
■ クラスメイトの顔と名前が覚えられない次男 最近、次男が友だち関係のことで悩んでいる様子で、登校前にしぶることが続いていました。 話を聴くと 「友だちが手を振ってくるのが困る」 というのです。 母 「??? それって、どーゆーこと?」 次男 「(相手が)手を振りかえしていい人なのか、分からない」 母 「ひょっとして、相手が友だちなのかどうか、分からないってこと?」 次男 「うん」 …と。聴けば次男は、三学期の今になっても、 クラスの半分以上のお友達の、顔と名前が分からない ようなのです。(あ〜、かあちゃんも割と人の顔と名前覚えるのが苦手だよ〜) ☝️案外身近な「相貌失認」 こういうのを「 相貌失認 」というのだそうです。 発達障害と合併する場合もあれば、そうでない場合もあり、日常生活に支障のない程度から、自分の顔が分からなくなる程重症の方までいるようです。 俳優のブラッド・ピットや、「不思議の国のアリス」の作家、ルイス・キャロルなども「相貌失認」があるのだとか。 まあ、次男や私の場合、「方向音痴」や「運動音痴」と同じように、「
2016年2月26日読了時間: 3分


【著書紹介】発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法
『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』 大場美鈴・著/汐見稔幸 白梅学園大学学長・監修(ポプラ社) おかげさまで、私の凸凹育児が2冊目の本になりました! 大好評の前著「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑...
2016年2月22日読了時間: 4分


合理的「小さな」配慮:通常学級で学ぶ発達障害・グレーゾーンの子への配慮例
■ 先生の「いいですよ」でできる合理的配慮も… 2016.4月より、通称「障害者差別解消法」が施行され、障害のある子・方は、「合理的配慮」を、学校や職場に(過度の負担にならない範囲で)堂々と求めることができるようになります。 うちでも、書字障害と不注意力の高い長男に、学校へのiPadの持ち込みなどの準備を進めているところです。 でもね。 職員会議を開いてもらわなくても、 担任の先生の「あ・いいですよ」の一言でできる、ほんのちょっとの配慮は、今現在でも充分可能なんです。 ☝️うちのちょっとした持ち込みグッズの配慮例 うちでは過去にも、 ひらがな表 や九九表の携帯用学習補助カードなど、ちょこちょこクラスに持ち込ませて貰っていましたが・・・ 今回の持ち込みグッズは 「ムービング・トゲトゲ・クッション」と「ゴム手袋」 です! 【ムーグングクッション】 実は長男(※当時小4)、授業に集中できなくなると、ムズムズしてしまい、ズボンに手を突っ込んで、股間をごそごそかいてしまうようで... 「他のお子さん達もそろそろお年頃なので・・・」...
2016年2月5日読了時間: 4分


教科書ノート
■ LD(書字障害)のある子の負担を減らす工夫 書字に困難さがあり、板書を写すことの負担が大きな子のハードルを下げる工夫です。 先日受けた WISC-Ⅳ の結果で、長男は良いところは伸びているものの、 凸と凹の差 が以前より大きくなっていて、情報処理や手の作業が追いつかないことで、つまずきやすくなっていることが分かりました。どーりで、一学期全然授業中ノートを取らずにぼーっとしていたワケです。 それに、学年が上がっていくと教科書の字も小さくなり、回答欄も狭くなる上、板書量もいっぱい増えますしね。全然周りのスピードについていけず、戦う前に戦意喪失です。 苦手なことはしゃーないので、ここは段差を少しでも和らげる工夫をしました。 💡うちの工夫例:教科書とノートを合体させた「教科書ノート」を自作 算数だけですが、 教科書を全部拡大コピーし、それを回答欄やメモ用の空白スペースを空けて、ノートに切り貼りました。 つまり、教科書とノートを合体させてしまったんです! これならノート一冊見れば済む上、板書を写す負担も軽減され、文字も見やすくなって、問題も印刷
2015年9月18日読了時間: 2分


手順カードを持たせる
No.129 「手順カードを持たせる」 ■LDのある子が筆算を落ち着いて取り組むための補助ツール 4年生の難単元、割り算の筆算。ただでさえ、複雑な手順を踏まないとできないうえ、ちょうど長男が風邪で欠席した日に新しい単元に入ってしまったため、「全然わからない!!」と混乱して、...
2015年5月21日読了時間: 3分
子どものモラルハラスメント
最近、タレントさんの影響で「モラルハラスメント」「モラハラ」という言葉が随分注目されました(※blog記事初出:2015.4.23公開)。 周りから分かりにくい・見えにくいモラハラについて、広く一般の方に理解が広まる一助になったのはよいことなのだろうなと思います。...
2015年4月23日読了時間: 8分


【支援ツール】よくある困りと対応例カード(楽々式サポートブック巻末付録)-無料ダウンロード
【支援ツール】よくある困りと対応例カード(楽々式サポートブック巻末付録)-無料ダウンロード ■ 発達障害のよくある困りと対応例を先生に伝える New! 【2024.3追記】「よくある困りと対応例カード」を、情報更新した上でより充実させた、通常学級の先生向けの 「楽々式 先生のサポートブック 〜発達障害・グレーゾーン対応の基本」 を制作・公開しています。併せてご活用ください。 先週シェアした 「楽々式サポートブック」 の巻末付録として…… 「よくある困りと対応例カード」 (発達障害全般・ASD・LD・ADHDの4種) と、楽々かあさんの支援ツールより、 きもちスケール ・ 声スケール ・ こまりスケール ・ かおパレット の ハガキサイズ版 を、どなたでも 無料 ダウンロードできます。 勿論、「楽々式サポートブック」をお使いにならない方も、巻末付録のみでもご利用頂けますので、よければご活用下さい。 私がサポートブックのフォーマットを作る際に参考にした「ポジティブにいこう!発達障害のある子とお母さん・先生のための思いっきり支援ツール」武とう博文・高畑
2015年1月23日読了時間: 5分


サポートブックの渡し方:発達障害・グレーゾーンの子の「合理的配慮」を伝えるコツ
サポートブックは、発達障害やグレーゾーンの子どもが安心して学校生活を送るために、家庭と学校との架け橋となる大切なツールです。 ここでは、2015年に考案した「楽々式サポートブック」をもとに、 継続的な支援と渡し方のコツ をまとめます。 →「書き方」記事はこちら 楽々式サポートブック 渡し方の心得 ■ 継続的な支援につなげるには…… 「楽々式サポートブック」 は、ハガキサイズで必要な部分だけ印刷して使うことができるので、いくつかの具体案や子どもの興味などを伝えるために、必要な部分を数枚だけピックアップして、担任の先生や保育士さん、塾や習い事の先生などにも手軽に渡すことができます。 しかし、進級等で担任の先生が変わっても支援のノウハウを引き継いで、継続的なサポートをお願いしていきたい場合、まずは、特別支援コーディネーターや スクールカウンセラー など、発達障害に理解の深い先生にアポイントをとって「サポートブックを作って渡したい」旨を相談し、 内容をチェックして貰う と良いと思います。 ■ サポートブックの渡し方:発達障害・グレーゾーンの子の「合理的
2015年1月16日読了時間: 5分












