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  • 楽々かあさん(大場美鈴)

【第3回】発達と「成長の階段」の個人差

更新日:2022年4月1日

今回は発達と個人差について、じっくり考えていきたいと思います。


「発達」という言葉は、10代の方にとっては、”ほぼほぼ”「=成長」と同じ意味だと思っていいでしょう。


ただ、必ずしも全てが「発達=成長」とは限りません。育ち盛りの皆さんにはピンと来ないかもしれませんが、そこに「退化」や「老化」だって含まれるからです(退化や老化も、悪いことばかりではないんですよ。細かいことが気にならなくなってきますからね。笑)。


とにかく、この加齢と共に、人の心と身体に起こる変化の全てをザックリまとめた言葉が「発達」です。


そして、この「発達」には大まかな順序があって、生まれたばかりの赤ちゃんが急に走り出すようなことは、まずないでしょう。”大抵は”、寝返り→ハイハイ→つかまり立ち→よちよち歩き、というように、一歩ずつ、できることが増えて、それがまた、次の発達につながっていくんですね。


この発達の順序を、ここでは「成長の階段」としましょう(詳しくは、中学の保健体育か、家庭科の教科書参照。※テストでは「発達段階」と書いて下さいね)。


こうして、「成長の階段」を一段ずつ登ってきて、それが今の皆さんにつながっているワケですが…


実は、この「成長の階段」の形も、その登り方やスピードにも、個人差があります。


ですから、教科書通りの「"一般的には” 〇才ごろ、〇〇ができるようになる」という、「成長の階段」の登り方の例は、あくまで、平均的・標準的な発達の目安に過ぎません。


"仮に”、この平均的・標準的な発達の目安の範囲内で、「成長の階段」をエスカレーターのように、一度も寄り道せずに、スイスイ、スイーッと登っていく人がいたとしましょう(私は、実際にはそんな人は、かな〜り「少数派」だと思っていますが…)。