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  • 楽々かあさん(大場美鈴)

【第4回】自分の中の凸凹差

更新日:2022年4月1日

ブログ【第3回】で「『成長の階段』の形も、その登り方やスピードにも、個人差がある」というお話をしましたが、これは、「標準型」や「周りの同じ年頃の子達」と比べたときに、その人の個性の育ち方や特徴に、それぞれの違いが見えてくるからなんですね。


でも今回は、他人がどうであれ、「なんだかうまくいかない」感じにつながってしまう、同じ1人の人の中での「発達の凸凹差」について、です。


誰にでも、得意なことと、苦手なことがあります。


「ドラえもん」の出木杉君みたいな、一見完璧そうに見える人でも、苦手なことや、短所や欠点はあるでしょう(ちなみに、うちの次男によれば、出木杉君はうるさいのがすごーく苦手で、集中できなくなってしまうんだとか…)。


だから、私にも、あなたにも、苦手なことや短所・欠点があるのは、ごく自然で当たり前なことなので、このこと自体は「人間だから、まあ、しょーがない」のではないでしょうか。


それよりも、実は本人に大きな負担がかかるのは、短所や欠点があること自体ではなく、その人の中で、得意なこと(=凸)と、苦手なこと(=凹)の差が大きく開いてしまうことかと思います。


これは、本人にしたら、結構しんどいことでしょう。だって、自分が思ったように動かないし、周りにも分かってもらえない経験が増えがちなんですから。


例えば、数学的なセンスがある人でも、注意力がなくて計算ミスばかりだと、学校のテストではいい点取れませんから、成績では評価されないでしょう。


逆に、成績は全体的にいいのに、特定の科目だけがどうしても苦手な人は、「頑張ればできるハズなのに、できないのは努力が足りないから」なんて、親や先生に思われてしまったり。


それから、ホントはめっちゃ優しい人なんだけど、人と話すのが苦手で周りに誤解されがち、だとか。


…こんな人は、要するに、短所が長所の足を引っ張っているような感じですから、せっかく素晴らしいいいところや長所があっても、それを活かしきれずに、なんだかソンしちゃってる気がしますね。


そして、「できる自分」と「できない自分」のギャップが大きくなるほど、「自分のことを分かってもらえない」「こんなハズじゃないのに」…という気持ちが強くなったり、「なんでこんな簡単なことができないんだろう」と自分自身にイラ立ったりすることもあるでしょう。


凸と凹の差が開けば開くほど、自分の思い通りにならないことや、うまくいかないことが増えてしまうので、自分に自信を失くす人がいても、無理もないことだと思います。