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- 2020年11月20日
- 5 分
【第3回】発達と「成長の階段」の個人差
今回は発達と個人差について、じっくり考えていきたいと思います。 「発達」という言葉は、10代の方にとっては、”ほぼほぼ”「=成長」と同じ意味だと思っていいでしょう。 ただ、必ずしも全てが「発達=成長」とは限りません。育ち盛りの皆さんにはピンと来ないかもしれませんが、そこに「退化」や「老化」だって含まれるからです(退化や老化も、悪いことばかりではないんですよ。細かいことが気にならなくなってきますからね。笑)。 とにかく、この加齢と共に、人の心と身体に起こる変化の全てをザックリまとめた言葉が「発達」です。 そして、この「発達」には大まかな順序があって、生まれたばかりの赤ちゃんが急に走り出すようなことは、まずないでしょう。”大抵は”、寝返り→ハイハイ→つかまり立ち→よちよち歩き、というように、一歩ずつ、できることが増えて、それがまた、次の発達につながっていくんですね。 この発達の順序を、ここでは「成長の階段」としましょう(詳しくは、中学の保健体育か、家庭科の教科書参照。※テストでは「発達段階」と書いて下さいね)。 こうして、「成長の階段」を一段ずつ登っ
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