【コピペOK】学校の連絡帳の書き方・伝え方|担任の先生に伝わる文例集(発達障害・グレーゾーンの子向け)
- 楽々かあさん(大場美鈴)🇯🇵

- 3月16日
- 読了時間: 10分
更新日:4月29日
この記事では、先生に伝わりやすい、連絡帳の書き方・伝え方の基本とスグに使える文例6選を、楽々かあさん独自のノウハウでまとめました。

■学校の先生への連絡帳、どう伝えればいい?
新入学のお子さんのママ・パパを始め、新学期は親も不安なことが多いですよね。
特に、発達障害・グレーゾーンなどで、心配や気になることが多いお子さんの場合には、連絡帳で新しい先生に伝えておきたいことも、いっぱいあるでしょう(わかります😅)。
でも、
「通常学級の先生はお忙しいみたい。どこまでお願いしていいの?」
「うちの子だけ特別扱いしてもらうわけには……。でも、本人は困ってるし……」
「モンスターペアレントと思われないためには、どう伝えればいいの」
……なんて、お悩みの保護者さんも多いと思います。
この記事では、主に通常学級の担任の先生への連絡帳を想定して、
「すぐに使える(コピペOK)」連絡帳の文例を交えながら、楽々かあさんの連絡帳の独自ノウハウをまとめてご紹介します。
※近年は、学校への連絡手段が紙の連絡帳だけでなく、専用アプリやグループウェア、メールなど多様化していますが、伝え方の基本は同じです。
(ただし、媒体ごとの注意点などは、著書でも詳しく解説しています →Amazonで見る)
■連絡帳は、先生と情報を"共有"する姿勢が基本
文例の前に、基本的な考え方から。
連絡帳は「お願い」よりも、「情報共有」のためのもの、と考えるといいでしょう。
その子の情報を、具体的に・簡潔に・客観的に、伝えることが大事です。
……そうは言っても、先生にお願いしたいこと、たくさんありますよね〜💦
カドを立てたくない、先生の負担になりたくない。
でも、子どものことをわかってほしい。学校での負担を減らしてあげたい。
……と、私もずっと思いながら、子ども3人分の試行錯誤を繰り返してきました。
☝️そんな時の、最低限の伝え方のポイントはたった1つ。
それは、スバリ……
「〜してください」と、命令・強制しない
これだけ気をつければ、まずはOK😉
言い換え表現としては…
「〜していただけないでしょうか」
「お願いいたします」
「ご対応いただけると大変助かります」
など。文末をこうするだけで、印象が柔らかくなるので、先生の負担感が全然違います。
楽々かあさんの「声かけ変換」の応用ですよ〜。
※こうした言い換えのコツは、書籍『伝わる!声かけ変換』でもまとめています☺️
あと、「親の思い」は、基本的に書かないこと!
子どものことが心配すぎると、つい主観的になりがちですが……(私もやりました💦)
文章が長くなってしまいますし、サポートブックの書き方同様、親の気持ちは一旦置いておくほうが、「その子のための」サポートにつながりやすくなります。
(※「どうしても」という場合の伝え方は、著書で詳しく解説しています →Amazonで見る)
その上で「もっと上手に、スムーズに、できれば好印象で」伝えるには……
☝️担任の先生に伝わる、上手な連絡帳のポイント3つ
手短に、簡潔に
具体的に、客観的に
感謝を添えて
これを意識すると、先生もグッと動きやすくなると思いますよ!
では、これを基にして、実際の「基本の構成」を、応用しやすいようにご紹介しますね。
<先生に伝わりやすい「連絡帳の書き方」基本形>
定型のあいさつ
いつもお世話になっております。
用件
〇〇のことで、ご相談があります。
家庭での様子を具体的に
昨日帰宅後、(子ども)が、「〜のことがすごく心配」と話しておりました。
先生へのお願い
お時間のある時に、本人の話を聞いていただけないでしょうか。
一言
ご多忙中恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
この基本形をベースに、そのまま使える(コピペOK)文例を、よくある場面ごとにご紹介します。
※この記事の文例は、必要に応じて調整して、各ご家庭でそのまま使っていただいて大丈夫です😉
■先生に伝わる!学校の連絡帳 文例集【コピペOK】
<文例の目次>
新しい担任の先生に体調や体質を伝える文例
初めまして。(子ども)の母/父です。以降、よろしくお願いいたします。
本日、体調不良のため、欠席いたします。
かかりつけ医の話では「自律神経が弱く体温調節が苦手なため、季節の変わり目などでは
体調を崩しやすい」とのことですが、自分では気づきにくいところがあります。
家でもよく休ませておきますが、しばらく、様子を見ていただけますと助かります。
☝️コツ 体調や体質については、医師などの話を引用すると説得力がある
新一年生の様子を相談したいときの文例
初めまして。(子ども)の母/父です。
クラスのお子さんとのことで、少しご相談があります。
実は、近くの席のお子さんから、〜といったことが続いており、
本人は「 」と話しており、不安に思っているようです。
その子に悪気はないと思いますが、(子ども)は「嫌だ」と言葉にするのが苦手で、
いつもニコニコしているため、誤解されやすいところがあります。
恐れ入りますが、双方から話を聞いていただけないでしょうか。
家庭でもできることはしていきますので、1年間どうぞよろしくお願いします。
☝️コツ 子どもの話を丁寧に聞き取り、気持ちや困り感をそのまま伝える
忘れ物や提出物について相談するときの文例
いつもお世話になっております。
(子ども)は提出物の出し忘れが多く、また口頭での指示は聞き逃しやすいため、
「いつ、何を、どこに出せばよいか」をメモなどでいただけると、大変助かります。
それをもとに、家庭でもファイル入れなどを工夫して、出し忘れ防止対策をしておきます。
ご多忙のところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
☝️コツ 家でできることも書くと、先生も心強い
宿題について相談するときの文例
いつもお世話になっております。
漢字の宿題について、ご相談があります。
お伝えしたとおり、(子ども)には、LDの書字障害があるため、
漢字書き取りの宿題を、毎日泣いて嫌がるほどつらく感じており、
終えるまでに3時間もかかっております。
恐れ入りますが、宿題の量を調整していただけないでしょうか。
☝️コツ 「どの程度」負担がかかっているか、具体的に
配慮をお願いしたいときの文例
いつもお世話になっております。
先日のご注意の件、大変申し訳ありませんでした。
(子ども)は、周りに気づきにくく、その場にあった振る舞いが苦手なところがあります。
家では「今何をする時かな」「みんなは今、何をしてる?」などの声かけで、
周りの状況に気づかせれば、適切な振る舞いができます。
お手数ですが、教室でも適宜お声かけいただけますと、大変助かります。
☝️コツ 「家ではこうしています」と伝えると、先生も参考にしやすい
ちょっとした感謝を伝える文例
いつもお世話になっております。
〇〇さんのテストが一緒に入っていたのでお返しします。
追伸:ご指導のおかげで、字が少し読みやすくなりました。
☝️コツ 子どもの小さな進歩やいい反応を、先生にもこまめに伝える
※参考:これらの連絡帳の文例やノウハウは、著書「担任の先生に伝わる! 子どもがラクになる合理的配慮サポートブック」からピックアップし、適宜、この記事に合わせて再構成しました。
😉ケース・バイ・ケースで、連絡帳よりも、電話・面談を
そして、子ども同士の複雑なトラブルや、デリケートなことの相談(診断や障害告知に関することなど)、継続的な支援や配慮、家庭事情などを含めた相談などは、連絡帳ではなく、
手紙または文書
電話
面談
など、ケースバイケースで、連絡手段を使い分けるといいでしょう。
この時、連絡帳では「〇〇について相談したいので、ご都合のいい時に、お電話いただけないでしょうか/面談をお願いできないでしょうか」など、事前に先生の都合を伺うとベターです。
また、相談内容によって、あるいは、担任の先生だけでは対応が難しそうな場合などは、
学年主任などの管理職の先生
特別支援コーディネーター
第三者の医療・支援機関
などに事前に意見を求めたり、面談などに同席してもらうと、スムーズになる場合もあります。
👉子どもの情報をまとめて先生に伝えたい時に役立つツール
お子さんについて、伝えたいこと・知っておいてほしいことがたくさんある場合や、学年や先生が変わっても情報を引き継いでほしい場合には、「楽々式サポートブック」などで、簡潔に整理してまとめて伝えるのも便利です。
また、担任の先生に、発達障害の基本的な対応や知識、よくある配慮例などを伝えたい場合は、新刊の購入者限定ダウンロード特典「現場の先生へ」も、連絡帳にそのまま貼ってお使いいただけます。
■発達障害・グレーゾーンの子の連絡帳で大切なこと
最後に、(うちと同じような)学校での心配事や困りごとが多いお子さんの、ママ・パパに。
発達障害のある子への合理的配慮の提供は、法律にもちゃんと書かれていることですから、遠慮せずに「まずは相談」していいんですよ☺️
未診断・グレーゾーンの子を含め、様子を見ているうちに、お子さんの困り感や負担感が増えてしまうこともありますから、早め早めに情報共有していくのが大事だと思います。
(※合理的配慮の提供は、2024.4月より公立・私立学校共に「法的義務」になりました。また、配慮を求める際に、診断書等の提出は必須ではありません)
ただし、学校側や先生にも事情があり、家庭と学校では環境が違うので、親の要望がそのまま通るとは限りません。
特に、通常学級では、クラスの他のお子さん達との兼ね合いもあり、個別の対応が難しい場合もあるでしょう。
でも、まずは、その子が「何に困っているのか」「どう感じているのか」「どうしてほしいのか」を知ってもらうことが大事です。
言葉にしなければ、伝わらないこと、他の人には想像できないことって案外多いですからね。
その上で、学校や先生と「できること」「できないこと」を話し合い、相談しながら、お互いに歩み寄る姿のお手本を、親がお子さんの前で見せていくこと自体が、何よりのサポートになると思いますよ。
👉 収録書籍のご案内
この記事の内容は、実例・連絡帳文例・面談の進め方、合理的配慮の伝え方や、担任の先生との信頼関係の築き方、学校との上手な連携まで含めて、書籍で詳しく解説しています。
『担任の先生に伝わる! 子どもがラクになる合理的配慮サポートブック』※DL特典つき
※なお、子どもに伝わりやすい声かけや、親子関係のコツは、『伝わる!声かけ変換』もあわせて参考になります。
■関連書籍:
『担任の先生に伝わる! 子どもがラクになる合理的配慮サポートブック』大場美鈴・著(2026.3/合同出版)
本書に収録している連絡帳の文例や伝え方は、私とうちの子達の先生との実際のやりとりや実例をもとにしています。
もし本書がお役に立てましたら、Amazonなどでご感想をお寄せいただけると嬉しいです。
「こんな時に役立った」「ここが助かった」など、ひとこといただけると、今後の執筆活動の参考&励みになります☺️
















