
楽々かあさん(大場美鈴)
「声かけ変換表(指示・命令・禁止)」
更新日:3月14日
No.084 #接し方
「声かけ変換表(指示・命令・禁止)」
for:伝わる声かけの実例
声かけ変換表作りました!
なんか、すごいリアリティ満載のNG声かけ実例に、自分でも笑ってしまいました。笑
こんなん書けるってコトは、楽々かあさんも結構言っちゃってマス、ってコトなんですが、、、(^-^;;;)
まあ、おかげで結構実践的でしょ?笑
「指示・命令・禁止」に抵抗感を示すお子さんは多いと思います。ほんの少し言い方を変えるだけで、「言っても言っても分からない」状態から、「言えば分かる」状態になってくれます。
・指示は具体的に、肯定語で
・命令は丁寧にお願いしたり、合理的に説明
・禁止は気持ちを伝え、やっていいことを教える
などを基本にして、その子に合った特性(習性?)や、興味関心を引くものを出したりすると、話を聞いてくれます。
人間というのは、否定形の言葉は入りにくいのだそうです。
「転ぶな!」と言えば、転んでしまうんだとか。
また、情報が自分にとって「オトク」なものでないと、心を開きませんから、ちょっとでもメリットがあれば伝え、数値などを出して、具体的に合理的に伝えると、動いてくれる特性をお持ちのお子さんも、結構多いと思います。
子どもにムカ!っとか、イラ!っとか来たら、心の中で3秒カウントして、伝わり易く、効率のいい言葉に変換しています。それでもできない時ももちろんありますが、自分で「今の怒り方は効率が悪い」と分かっているだけでも、随分違ってきます。私のセルフコントロールの練習にもなっています(^-^)
ここに書いたものは、
東ちひろ先生の
「『言うことを聞かなくなってきた子』の育て方」(PHP出版)
などを始め、コーチングや療育の本を参考にしながら、私が家庭で実践してみて、うちの子の特性に合わせながら身につけた声かけ例ですので(だいぶオリジナルなのも入ってますが、、、笑)、各ご家庭でお母さんとお子さんのご都合に合わせながら、よりお子さんにとって「響く」声かけを適宜、アレンジ・改良しながら、見つけていって下さるといいなと思っています。
お子さんに一番「響く」ポイントをご存知なのはお母さんですからね(^-^)
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(2016.1.13追記)
★お知らせ★
おかげさまで、楽々かあさんが初出版しました!
「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」大場美鈴・著/汐見稔幸・監修(ポプラ社)
変換表にある声かけの解説はもちろん、日常生活に密着した実践的な声かけ例も、多数掲載しています!