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あいまい表現シート

更新日:5月3日


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■あいまいな表現の言葉を教え、慣らしていく


世の中、白か黒か!善か悪か!敵か味方か!0か100か!…というような「絶対的な二択」しかないように思い込んでしまうと、結構生きづらくなってしまいます。 まずは、その間にある、中間のあいまいな表現の「言葉」を教えることで、多少は柔軟に物事を考えられるようになるかもしれません。 「ちょっと」や「大体」といった、あいまいでアバウトな表現がイメージしにくい凸凹さんには、「声かけ変換表」にあるように 「ちょっと待ってね」→「あと、◯分待ってね」 など、具体的に、数字や実際の場所などで教えると伝わりやすいのですが、誰もがそんな風に分かりやすく言ってくれるわけでもないし、だんだんと中間のあいまい表現に慣らして行く必要もあります。 今回のシェア・ツール「あいまい表現シート」は、子どもに中間表現を教える時に役立つ、視覚的に整理し工夫した一覧表です。 (※日本語には、もっと繊細で美しい中間表現の言葉が多数存在しますが、ここに載せているのは、うちの小5男子が日常的に触れることの多い言葉を基準に作っています)

■使い方の例

では、これを使ってどんな風に教えるかというと・・・

<例1 ものの量>

おやつの時などに、シートを前にし、お菓子(チョコやハッピーターンなど)の袋を広げて、お皿または手のひらを見せて、 「ママの手は今”からっぽ”なんだけど、”ちょっと”頂戴!」


…と、子どもに分けてもらう。できたら、

「やっぱり、”半分こ”して!」とか「”いっぱい”お願い!」など、いろいろリクエストしてみる。

<例2 力加減>


シートを見せながら、

「”だらーん”って力抜いてみようか」


…と、子どもに力を抜かせる。まだ力が入っている所があれば、そこに手を当て「ここも”だらーん”しよう」など、できるまで待つ。 次に手近なコップなどを渡して、

「これを”そうっと””やさしく”置いてくれる?」

と、やってみて、ちょうど良い感じなら「いいね、それなら割れないね」とか、強かったら「”もう少し”弱くできる?」などと声かけ。 次に、クッションやミットを持って

「かあちゃんがケガしないように"手加減して"パンチ!」とか 「これを"ぐーっと"押してみようか」とか 「"フルパワー"で"思いっきり"来い!!」とか、力加減を変化させて練習してみる。 (子どもに『手加減』を教えるには、「手加減とは、実際にどれくらいの力なのか」を体感させる必要があると思います) 他にも、シートを見せつつ、

・紙に◯を”ていねいに”や、”ささっと”書いてみる

・今の気持ちの重さを、指差しながら聴く

など、やってみています


■言葉とイメージと体感を結びつける

ポイントは「言葉」と「イメージ」と「感覚(体感)」を結びつけて、実際に体感しながらやってみることです。こうすると、だんだんと抽象的な「概念」が分かってくると思います。 概念」が分かれば、「表現」できるようになります。 「表現」できれば、「思考」も後からついてくると思います。 こんな風に、世の中には、あいまいで、柔軟で、テキトーで、アバウトで、臨機応変にやってもいいことが沢山あるということを実感できれば、選択肢が広がり、マジメで、一直線な凸凹さんも、生きるのが少し楽になるかもしれません。 ******

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********* ご購読ありがとうございます。 先日、グレーゾーンの次男のことで、担任の先生と面談してご相談してきました。 そのお話の中で… 「自分が新米の先生の頃は、問題行動のある子は、正直『親の育て方が悪い』と思っていました。でも、実際に自分が子を産み、親になってみると、兄弟で同じように育てているつもりでも、同じようにはならないし、なかなか親の思う通りには育って行かないものですね。もって生まれたものってあるんだなあ、って思います」 …なんて、お話をして下さいました。そうなんですよね。親の関わりかたはとても大事ですが、それだけではないんです。できる範囲で、できることをやっていれば充分。 全てを完璧になんて、しなくていいんです

 

facebook 楽々かあさんのアイデア支援ツールと楽々工夫note(2016年5月27日 投稿)No.168


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