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シンダフリ・トレーニング

  • 執筆者の写真: 楽々かあさん(大場美鈴)🇯🇵
    楽々かあさん(大場美鈴)🇯🇵
  • 2015年8月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年7月7日


発達障害のある子のリラックス法

■発達障害のある子の集中力・話を聞く力・気持ちを切り替える力を育てる


夏休みもいよいよ後半戦。ゴールが見えて参りました! 今週は登校日などで、作品提出があるお子さんも多いのではないでしょうか。 さて。うちの長男の最近のもっぱらの課題は「集中する」「話を聞く」「気持ちの切り替え」です。

これが難しいと、もし学習面の理解力が充分あったとしても、読み書き中心の学校の授業にはついていけないんですよね・・・。 そこで、夏休みの間、毎日宿題をする前に、上嶋惠さんの「3ステップ 聞くトレーニング」(さくら社)を片手に、「床に寝るトレーニング」のところを、うち流にやってみています。

このトレーニングの目的は「指示を受け入れる」ということと、気持ちを切り替えてリラックスする、ということだと思います。 床にごろんと寝転がって、力を抜いて、20秒間動かずにいるだけなのですが・・・これが長男にとっては本当に難しいのです。力が抜けてなかったり、ごそごそ、もにょもにょどこかが動いていたり、ヘンな顔をしてふざけてしまったり。本人にはたった20秒がすごく長く感じられるようです。 最初は本のようにはなかなかうまくいかなかったので、始めに「ギューッと力を入れて〜!」「ふーっと抜いて」・・・「はい、シンダフリ〜。1、2・・・」という声かけの流れにすると(白目をむいてくれはしますが)割合うまくいくようになりました。 実は、この「シンダフリ」、私が高校生のときハマっていたヨガの「死体のポーズ」と基本は同じなんです。(ユニークな女子高生でした!笑) 全身に力を入れた後、脱力してゆっくり複式呼吸をする…を繰り返していると、ものの5分で眠りに落ちてしまっていたので、多感な成長期の頃のリラックス法としてよく活用していましたっけ。 まあ、長男には寝てもらっては困るので、短い時間で切り上げますが、定着すればリラックスできるようです。宿題もほどほどに落ち着いて取りかかることができますし、最近は宿題以外の場面でも、集中しにくい時に「シンダフリしてみる」と提案してくるようになりました。

地道な取組みになりますが、お試しの価値はあると思っています。

facebook 楽々かあさんのアイデア支援ツールと楽々工夫note 2015.8.17投稿


関連著書:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法」 大場美鈴・著(ポプラ社/2017.2)p260-収録 →Amazonで見る


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