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【中学受験-面接準備3】入退出マナーの練習ができる環境設定と、イメージ作り&面接官役のお願い

更新日:1月12日

今回はおうちで面接練習する際の、親側でできるお膳立て…いえ、サポートについて。

この時期子どもは勉強の最後の追い込みやらで何かと忙しいので、親側でできることは、私が動いてせっせと手配してあげました。それは環境を整えて、イメージをつけるということです。

(なかなか本丸の面接練習の内容の話になりませんが、決してもったいぶってるわけではなくて、うちはかなり面接練習を重視してしっかり取り組んだので、お伝えしたいことが多すぎるんです😅)


■入退出マナーも含めた練習ができる環境設定


まず、家の中で面接練習をするために必要なスペースを確保。できるだけ本番に近い環境に設定。


【中学受験-面接準備3】入退出も含めた練習環境づくり、お手本イメージと客観視&面接官役のお願い


うちではこのように、リビングの一角に面接練習のためのスペースを作りました。リビングにしたのは、


・2-3メートル程度の距離が取れる

・入り口にドアがある


…という理由からです。

なぜかといえば、本番にできるだけ近い距離感で、入退出も含めて練習したほうがいいからです


<距離を取っての面接練習>

実際の面接では、面接官の先生方との距離が思った以上にあります。

学校にもよるとは思いますが、特にコロナ以降だと、飛沫対策で更に席を遠くに設定していることも(A中学の面接では、長男の時は1.5メートル程度だったのに、次男・長女の時は3メートルくらいに先生方が遠のいていました。今年はどうかはわかりませんが…)。


通常、おうちで面接練習をする場合、ダイニングテーブルなどを挟んで至近距離でお子さんと対面しがちではないかと思いますが(うちも最初はそうしてました)、この実際の距離感に慣れておかないと本番で余計に緊張したり、通常の会話の感覚だと声が届かなかったりするので、可能な範囲で、できるだけ広いスペースを確保するのが望ましいと思います。


声の大きさは「学校の教室で授業中に発言する時」くらいを目安にするといいと思いますが、お子さんによっては、普段声が小さかったり、人前で話すのが苦手だったりでイメージしにくい場合は、他の場面で大きめの声ではっきりと話せた時の例や、実際に距離を取って会話して「それくらいでOK、よく聞こえるよ」と実例で程よい声の大きさを確認しておくといいと思います。


また、面接時のマスク推奨の有無は学校ごとに違うと思いますが、着用推奨の学校や、お子さん自身が「マスクしないと不安」などの場合は、マスク有りでも面接練習しておくといいでしょう。

声の聞こえ方の他、表情なども分かりにくくなるため、マスクしてても相手からはっきり聞き取れ、意志が分かるような表情やジェスチャーの練習を。


<練習は、入退出も含めて>

練習は入退出も含めて通しで行うほうがいいので、ドアがある部屋を使うのもポイントです。

毎回うちでの面接練習は、実際の面接と同じ10-15分程度で、入室→着席→面接→起立→退室の一連の流れで、本番一ヶ月前から習慣化できるまで、ほぼ毎日取り組みました。

(ただし、あまり厳密にマナーや手順にこだわりすぎても、プレッシャーが強くなるのでほどほどに。手順を間違ってもフォローできる練習もすると尚Good)


前回の記事でもお伝えしたように、A中学からは面接対策講座で「入室までの流れ」の資料をいただけたので、うちではそれに沿って練習しましたが、資料がなければ「中学受験 面接 マナー」とかで検索すれば基本的な所作は分かると思います。椅子に座る時の姿勢なども、できるだけ図解してあるものを探して、お子さんに見せながら姿勢をチェックするといいでしょう。


姿勢保持が苦手な子は、今からでも毎日腹筋をやりつつ「印象がよくなるから、10分間だけがんばれるようにしよう」などと納得できる理由やメリットを説明しておくべし。


■面接のイメージづくりと客観視


面接練習できる環境を整えたら、具体的に全体の流れが分かるようにイメージをつけたり、時々振り返って客観視できるようにするといいでしょう。人生初の面接は、具体的なお手本があるといいです。


<DVDでお手本を見せる>

うちでは、名進研監修の「親子で勝ち取る!面接対策 中学受験」(メディアジャパン)のDVDを購入して、何度も一緒に見ました。実際の中学で撮影しているので雰囲気も伝わりますし、同じ年頃の(賢そうな)お子さんが実演しているので、とてもいいお手本になると思います。

マナーや親の対応も参考になると思いますし、練習用のパートもあるので、Amazonで2000円くらいでしたが十分元がとれましたよ。


次男・長女の場合は、このDVDに加えて、上の子の面接練習を見ていたので、それもお手本にもなりました。


<動画を撮って、セルフチェック>

練習用スペースの面接官サイドの机には、スタンドを使ってスマホやタブレットを面接官の目の高さに固定して、時々練習の様子を撮影するといいでしょう(毎回じゃなくてもいいです)。

こうすることで、自分を客観視できるので、声の大きさや聞き取りやすさ、表情、姿勢、口ぐせなどをセルフチェックできます。


口ぐせは一切ダメではないと思いますが、多くなりすぎないように自覚できるだけで違います。また言葉が出てくるまでに「えっと」「あの〜」などで間をつなぎがちな場合は、「はい」「そうですね」「確かに」「いえ」など、キリッとした言葉に置き換えられるように練習するのもGood!


また、面接の際は、通常子ども側には机などはなく、面接官からは着席の状態で全身が見える場合が多いと思いますが、うちの子の場合、緊張すると手をモゾモゾしたり、ビンボーゆすりするクセがあり、録画すると結構気になりました。そこで「手を動かしたくなったら、グーを一回ギュッと握ってから、力を抜いて膝の上に置こう」など、やっていいことを教えました。



■他の人にも面接官役をお願いする

うちでの面接練習は、ほぼ毎日私が付き合っていました。入退出の流れなどを習慣化したり、子どものコンディションやいろんな質問で慣れるには、それなりに練習量が必要だったからです。


……とはいえ、慣れた自宅、慣れたお母さん相手ばかりだと、緊張感が薄れて本番での空気感のギャップにビビってしまうことも。また、同じ相手だと質問がワンパターンになりがちなので、いろんな人の視点から質問してもらえると、経験値があがります。


なので、できれば「お母さん以外で」「おうち以外で」も面接練習できるように、誰か他の人にも面接官役をお願いしておくといいでしょう(数回程度でも違うと思います)。この時、前回記事の「面接資料ファイル」を渡して「よく聞かれる質問」や「出願書類」などを参考に質問してもらうといいと思います。


例えば、誰に頼むかと言うと…


<相手1:パパ>

まずは、手近なところで、その辺に寝転がっているパパ(お父さんのほうがお子さんの受験のメイン担当というご家庭もあると思いますが、その場合はお母さんで)。できれば仕事帰りのスーツ姿などのままでやってもらうと、雰囲気が出ると思います。

こういうことにパパを巻き込んでおくと、我が子の理解にもつながって一石二鳥です。


<相手2:塾の先生>

うちの中学受験は、塾なしおうち受験でしたが、長男の時は、以前お世話になったことがある、すでに退塾していた学習塾に、念のため「面接練習だけ、お願いできませんか?」と問い合わせたところ、快く数コマ面接練習を行って頂けました(もちろん有料ですが)。


自宅学習生でも、塾によっては一回いくらの料金or冬期講習で面接練習だけをお願いできる場合も。

塾の先生はやっぱりプロなので、面接官の雰囲気がバッチリ。また、自宅外の場所で練習できるのもポイント。近隣に対応してくれる塾などがない場合は、少し検索してみたところ、オンラインでの面接練習を実施している塾・家庭教師さんなどもあるようです。


<相手3:小学校の先生>

小学校の先生が、中学受験に理解のある先生であれば、お子さんのほうからお願いしてみるのもいいと思います。実際の面接では管理職級の先生が面接官を担当することも多いようなので、ダメ元でヒマそーな校長先生などにお願いしてみるのもテ(教頭先生は非常にお忙しいようですが…)。小学校だと教室の雰囲気も近くてGood!


うちでは、長男はスクールカウンセラーの先生が、カウンセリングの時間に何度か面接練習に付き合ってくれました。「◯太郎君が自分を理解する上でも、ソーシャルスキルを身につける上でも、面接練習はすごく役に立つと思います」と仰ってました。また、特別支援コーディネーターの先生や加配の先生も、一回ずつ手の開いてる時に面接練習してくれたそう。


また、長女は仲良しの保健の先生に自分でお願いして、休み時間などに、ちょっとした練習に付き合ってもらっていたらしいです。(ちなみに大学受験では、高校の担任や入試担当の先生などが、面接練習に丁寧に付き合ってくれるそうです)


<相手4:親戚のおじさん>

感染症対策もあり、うちでは中学受験する子は、お正月に祖父母宅には帰省しませんでしたが、今年くらいから久しぶりに帰省して親族一同が集まるご家庭も多いかもしれませんね。そんな場合は親戚のおじさんなどに、面接練習をお願いしてみるのもいいかも。酔っ払いの斜め上の質問が、案外想定外の事態に対応する練習になるかもしれませんよ(笑)。


また、うちでは時々兄弟妹同士で面接官ごっこをし合ったりも。「アナタはきのこ派とたけのこ派、どちらですか?」など、おふざけ半分の質問も、過度な緊張感を和らげてくれると思います😊


■面接官は敵じゃない!


もう一つ大事なこと。

「面接官の先生は敵ではない」ということを、お子さんに事前によ〜く理解させておくといいと思います。A中学の先生も対策講座で「緊張すると思いますが、面接官は"この子を落としてやろう"と思ってるワケではないので安心して下さい」と仰ってました。


なので、実際の本音はわかりませんが、うちの子達には「人数の都合があるだけで、本当は面接官の先生は、どの子もうちの学校に入学させてあげたいなあって思っているんだよ」と言い聞かせました。

初対面の人をイキナリ信頼するのは大人でも難しいと思いますが、たとえ、本番の空気がピリッとしてても「この人は敵じゃないんだ」と頭で理解しているだけでも、印象が違うと思います。


 

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