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【中学受験-面接準備2】秘伝!親子で作る「面接資料ファイル」と12月中にやっておきたいこと

更新日:1月13日

■中学受験、面接は準備が9割!


中学受験の総合型選抜や特色入試等で面接があるお子さんは、この時期くらいから少々緊張しているのではないでしょうか。

特に人と話すのが苦手な子やコミュニケーション面で不安がある子にとっては、高いハードルだと思います。また、発達障害のある・なしに関わらず、長く続いたコロナ生活の影響が残っていて、まだ人との会話に遠慮がちになっているお子さんもいるかもしれませんね。


でも、面接の準備と練習を親子で一緒に丁寧に進めることで、不安を減らしながら自信をもって本番に望むことができますし、この経験は少し先の大学受験や就職の面接試験などでも必ず役に立つと思いますよ。


■楽々かあさん秘伝!「面接資料ファイル」の作り方


実際に面接練習を始める前に、私がそれぞれの子ごとに用意したのが「面接資料ファイル」です。

少々手間でも、これを親子で一冊作っておくと、絶対に役立つと思います!

本当は「門外不出」と言いたいところですが、この楽々かあさん秘伝の書の作り方を、面接を控えた凸凹親子さんに惜しみなくお伝えしますね。


「面接資料ファイル」の内容は、ざっくり言うと、文字通り面接で質問されそうな事柄に関連した、その子と志望校に関する資料をとにかく集め、項目ごとに整理して、インデックスシールをつけて、使いやすく整理したA4ファイルノートです。


うちの「面接資料ファイル」の主なインデックスは【出願書類】【自己分析】【面接について】【学校資料】【想定問答】…などでしたので、それぞれの項目にはどんな資料が入っているのか、うちの例で解説します。


【出願書類】


・志望理由書

・自己PRシート(趣味・特技、資格、小学校での活動など。資格等の証明のコピーも添付)

・小学校の成績表のコピー(6年生のみ、2学期までのもの)


…などが、うちの子達の志望校であるA中学では必要でした。前回の記事で詳しくお伝えした「志望理由書」の他、出願に必要な書類一式を全てコピーして"控え"と朱書きし、ファイルに入れます。

特に、志望理由書は一番最初または、最後のページに入れるのがオススメ!(理由は後述)。


【自己分析】


・好きなことや得意なこと

・自分の長所・短所

・趣味・特技に関する資料(写真等をまとめたもの)

・資格の証明(算数検定などの合格証書のコピー)

・今までがんばってきた活動(小学校の委員会や登校班班長の任命書などのコピー)


好きなことや、長所・短所は子ども本人に確認しながら、一覧にまとめるといいです(親が思っているのと本人の自覚が違うこともありますし)。長所・短所は「凸凹変換表」のように、同じ部分を両面から書き出しておくとGood!

この時、「できた日記」や、「サポートブック」を作った経験なども役に立ちましたよ。


また、「志望理由書」「自己PRシート」などに書いたことを中心に、その「証拠」となるものや、本人の記憶の手がかりになるものなどを、写真等で「見える化」して集めた資料があると話が弾みます。

例えば、趣味の欄に「絵を描くこと」と記入したなら、お絵かき作品の写真を1ページ程度にまとめてプリント。「読書」なら、読書リストや本棚の写真…など。


このように、親子で一緒に書き出して見える化することで、子どもでも具体的な自己分析がしやすくなる上、好きなことやがんばったこと、長所などが自信になるので、受験後半期のメンタル面でも自己肯定感UPで一石二鳥です。


【面接について】


・よく聞かれる質問

・入室までの流れ

・面接ではどんなところを見ているか

・姿勢や服装、言葉使い(敬語)について


…など、A中学の入試対策講座で入手した資料に大事なことが具体的に書かれていたので、これもファイル。志望校からのこういった資料がない場合は、検索すれば一般的な質問や入退出の流れなどが出てくるので、それを自分でまとめてもいいです。


【想定問答】


・最近読んだ本の感想

・関心のあるニュース記事の資料

・将来の夢について


…など、「よく聞かれる質問」に関連した資料。お子さんの回答をそれぞれ1-2行程度にまとめた「想定問答集」を作ってもOK。ただし、あんまりガッチリ事前に言うことを決めて丸暗記してしまうと、少し質問が変わったり言い間違えただけで対応できなくなるかもなので、大まかな答えでいいです。


【学校資料】


・校風や校訓、建学の精神

・特色教育、学校が力を入れている各種活動


…など、公式HPや学校案内などから関連するページをコピー。その学校の教育方針や校風などを親子で十分理解・納得した上で受験しているかも、面接では大事なチェックポイントになっていると思います。学校案内などに繰り返しよく出てくるキーワードには蛍光マーカーを。



これらを入れた「面接資料ファイル」を一冊作ってまとめておけば、子どもとのおうちでの面接練習がスムーズになる上、誰か他の人(塾・学校の先生、知り合いなど。後日詳述)にも面接練習をお願いする場合も効率がよくなります。


大学生の就活などでは、自己分析シート作成を「自分の棚卸し」などと言われますが、親子で作る中学受験用の「面接資料ファイル」は、そのプロトタイプみたいなものだと思います。

特に凸凹さんにとっては、こういった自己分析を元に面接練習をすると、非常に良いSSTにもなるので、親子でやっておいてソンはありません。


■12月中から志望理由書は毎日音読、面接の服装準備も…


実際のおうちでの具体的な面接練習方法については、この記事で書ききれなかったので、また後日お伝えしたいと思いますが、それ以外で12月中にやっておいたほうがいいこととしては…


・志望理由書を毎日音読

・面接の服装の準備


…です。


【志望理由書の音読】


「志望理由書」は、特に大事な出願書類なので、コピーをファイルの1ページ目に入れて、お子さん自身が毎日声に出して音読するのを、面接本番までの一ヶ月くらいは続けることをオススメします。

うちでは、この時期から、毎日の勉強時間の後で15分程度の面接練習の時間を作りましたが、最初の1-2分は必ず「志望理由書の音読」から始めました(子どもが疲れている時は、これだけで終わりにしたりも)。


志望理由書を毎日音読しておくと、本番で緊張しても言葉が出てくるようになりますし、内容がしっかり頭に入っていれば、何を聞かれても話がチグハグにならずに済むと思います。

特にコロナ中に、会話を控えめにするクセがついてしまったお子さんは、姿勢良く大きな声で音読して、親も「いい声だね」ってほめたり、一緒に読んだりして、「声を出すこと」に罪悪感を感じないように時間をかけてリハビリしていくといいと思います。


更に、長女の場合は、滑舌がやや悪かったので、「あえいうえおあお、かけきくけこかこ …」という、声優さんなどが行う発声練習や早口言葉を検索してプリントしたものも「面接資料ファイル」に入れて音読の前に行いました。一ヶ月程度でも、やるのとやらないのでは、聞き取りやすさがだいぶ違うと思います。


【中学受験の面接の服装準備】


中学受験面接時の服装


面接の時の服装は気になるご家庭も多いと思いますが、清潔感&キチンと感がある常識的な範囲なら、それで落とされることはないのではないでしょうか。子どもの服装に厳密にこだわり過ぎるとプレッシャーが強くなりがちなので、ほどほどに。A中学の先生も保護者の質問に対して「んまあ、パジャマとかじゃなければいいですよ(笑)」と笑いを誘っていました。


学校によって推奨される服装は異なると思いますが、A中学では「服装が気になる方は、襟のあるシャツと地味な色のスボン・スカート等なら大丈夫ですよ」とのことだったで、うちでは下二人の時は長袖のポロシャツ・ブラウスと黒orダークグレーのズボンに、受験会場は冬でも暖房効いてて結構暑いこともあるので、体温調節しやすいように、紺のニットのベストかカーディガンを合わせて調達しました。


初めての中学受験だった長男の時は「いやいや、そうは言っても…」と、私が不安だったので、スーツ一式を新調しました(当日の様子では、A中学ではほんとにそこまでは必要なかったようですが…)。

スーツの場合、面接と同じ日に学科試験もある学校では、着慣れないスーツだと、試験の時に腕周りが動きにくいこともあるので、試験時は上着をカーディガン等にして、面接の時だけジャケットを羽織るようにすればいいと思います。ネクタイやリボンもワンタッチ式のものにして、服装にさほど厳しくない学校なら、学科試験の時は外しておくと首周りがラクです。

普段ベルトやチャックのないスボンに慣れているお子さんは、トイレなどの時に困る&いろいろ閉め忘れる可能性もあるので、事前に練習して慣れておくとGood。


<感覚過敏/触覚過敏のある子の面接の服装>

また、感覚過敏/触覚過敏のあるお子さんは、緊張すると余計に新品シャツのゴワゴワや、ニットのチクチクが気になってしまうかも。

シャツ・ブラウスはシフォンなどの柔らかい素材のものを選んだり、ニットはコットンなどのチクチクしない素材のものや、首周りが大きくV字に開いたベストを選ぶ…などの工夫を。

パリッとしたシャツを着る場合も、インナーに好きな素材の肌着(長袖)を着て、直接シャツが触れないようにしたり、手首と首に保湿クリームなどを塗って保護するのもテ。襟の内側のタグが気になる子は、縫い付けてある糸から切って、丁寧にタグを外すといいでしょう。


そして、事前に必ず袖を通して、洗濯を何回かして生地を柔らかくしておくべし。面接練習も、何度かは当日と同じ服装でやってみるとGood!


それから、靴は中で上履きに履き替えるので、結局「地味めの履き慣れた靴が一番」だと思いましたが、上履きは新品を事前に用意して、数回家で履いておくのがいいです。なぜかといえば、小学校で使っているものだと、試験前に持ち帰り忘れたり、たわしでガシガシ洗っても落ちない汚れがあったりするので…。


<保護者の服装準備の注意点>

あと、もう一つ大事なこと!

面接が保護者同伴で行われる場合(A中学でも親子面接でした)、親のスーツも必要だと思いますが、あくまで「親は黒子」だと思うので、子どもより目立たないように、シンプルで地味な色のフォーマルかビジネス用のスーツでいいでしょう。ただし、家にあるスーツを久しぶりに着る場合、必ず今のうちに試着してみることをオススメします(椅子に座って、鏡に映してみたりもするべし)。


なぜかというと…私が長男の受験の時に新調したブラックフォーマルのスーツを、次男の受験の数日前に一応着てみたら「ぎゃー!スカートのチャックが閉まらないッ!」って、直前で慌てたから!(笑。結局、ジャケットと同じブランドのウエストゆったりワンピースを買い直しに走るはめに…)。

子どもはほんの数ヶ月で縦に伸びていきますが、親のほうはいつの間にか横に伸びてる可能性もあります。12月中なら、お直しが間に合います😅


 


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