■LD傾向のある子の視機能検査とおすすめグッズ
先日、長男が視機能検査を受けてきました! 今まで、検査はWISC-Ⅳなどの知能検査だけでしたが、最近学習の困りが強くなり、一度しっかり機能面のことも調べてもらった方が良いと思い、少し遠くのオプトメトリスト(視能訓練士)さんの元を、学校を欠席し長男と訪ねました。
【うちの場合の検査内容】
検査時間は約90分。 時々、お茶やおやつ休憩を挟んで頂きながら、わりと終始集中してできました。結構面白かったみたいです。
・目の動きをみる検査 ・読書や板書に必要な目と手の動きの検査 ・なぞり書きなど、指先の作業性を見る検査 ・図形や文字の認知や記憶力に関する検査 ・・・などが行われました。(立体視や追従視の検査などは、昔、私が斜視の手術の後、受けてたものとよく似ていました)
【長男の検査結果】
一週間後、検査結果が出て、私だけでお話を伺ってきました。 そこで分かったのは、
・目の動きにやや苦手な方向がある ・手先の細かなコントロールに苦手さがある(鉛筆の持ち方も関係しているかもしれない) ・反面、図形の認識力には特に強さがある(特殊な記憶の仕方をしているかもしれない)など。 丁寧な報告書とご助言も頂いてきました。
漢字は強さを活かして、複数の情報を一緒に覚えると良いとのこと。
【視機能トレーニングや負担軽減のオススメグッズ】
また、「家でできる長男に合った、簡単なトレーニングなどを教えて下さい」と質問したところ、長男の課題に合ったワークブック(後日記事で紹介予定)数冊の他、姿勢やバランス感覚を良くするために、ドーナツ型のバランス・クッションなどを教えて頂きました。
(教えて頂いたのは「ボーネルンド」の丈夫なものでしたが、うちのは安価な類似品です) 丁度、大きなバランスボールが割れたばかりだったので(掃除の邪魔でした^-^;)、早速購入したところ、みんなすごく気に入って、「お兄ちゃんばっかズルイ!」と弟妹も欲しがるので追加注文。
ドーナツ型は転がってかないでいいです。
また、長男は時々光をまぶしがるので、サングラスやPCメガネもいいと言われましたが、うちのPCメガネは「虹がみえる〜!」と本人が気になってしまうようです(でも、虹は、PCメガネのレンズの性質上出るのだそうで、心配要らないとのことです)
【手作りカラーバー】
音読などがしやすくなる、カラーフィルターで作ったバーなども見せて頂き、うちでも早速作ってみました。
見やすい色を見つけられるよう、何色かあると良いそうです。
(私のは作りがいい加減ですが、親の会さんなどで、もっときちんとしたものを制作・配布されている所もあるようです。また、市販の読字ガイド/リーディングトラッカーにも、複数の色が用意されているものもあります)
100円shopでカラーのクリアファイルセットを用意し、1cm程度の幅で教科書に合わせた長さで切り、ラミネートしました。
ついでに、文字を隠す用の不透明のバー(赤・白)も作りました。
今回の検査により、長男の知能面だけでなく機能面でも、体質的なアンバランスさがはっきりしたので、やはり、学習でつまずいているのは、「本人が悪いわけではない」ということが分かり、いいところには親子で自信を持って、少しでも凸と凹の段差を和らげる、工夫やあそびを取り入れていこうと思いました。
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ご購読ありがとうございます。
この時期、学習発表会などの予定がある学校も多いかと思います。聴覚過敏で緊張しやすい次男は、練習でかなり疲れをためてしまっているようです。先日はズル休みを少々大目にみました(ナイショですよ)。
がんばり屋さんはちょこちょこ休んだ方が長引かない、と思っています
楽々かあさんより。
facebook 楽々かあさんのアイデア支援ツールと楽々工夫note2015.11.13.投稿-No.150
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