No.087
「計算カード・かるた」
■計算カードの宿題を楽しくこなす方法
夏休み、家庭学習の時間が増え、あれもこれも、と親は大忙しですよね。できれば8月31日に全てのしわ寄せが(私にも!)押し寄せることは、避けられるものなら避けたいと思っています……。
学校から出される宿題はいろいろありますが、今回は「計算カード」を取り上げたいと思います。これ、日本の公立小学校の一年生、みんな真面目にやってるのかな?
ちなみに、二年生では二学期に「九九カード」を渡されます。
うちの小学校では、小1次男の宿題として、この「足し算」や「引き算」などの小さなカードの束がリングで閉じられたものを、「1+3は4、2+5は7・・・」など、めくりながら答えていって、そのタイムを記録表につける、という課題が出されます。お兄ちゃんのときもそうでした。
当ページは学校の先生方もご覧になって下さっているので、ちょっと申し訳ないですが……
コレ、つまんない作業ですよね〜!(先生、すみません)
言われた通りにやっていたら、親子で修行の時間になりがちなので、うちではちょっと勝手にアレンジしています。
カードをリングから外してバラバラにして、机に並べます。
それで私が「足して5!」とか言うと、子どもが卓上にある足して5になるカードをかるたの要領で探して取ります。
一度に沢山取ってもいいです(その方が早く終わるし)
難しいときは「あと一枚あるよ」とヒントを出したり、私の手が正解カードの付近をうろうろしたりして、促しています。
ゲームの勝ち負けにこだわる子はまずは一人でやってみて、大丈夫になってから親や兄弟と一緒に対戦してもいいです。
他にもトランプの「七ならべ」風に、引いたカードを並べていったり、ピラミッド占い風に積み上げて、下の段から答えられたカードを抜いていき、最後までなくなったら「今日は超ラッキーデー」…など、アレンジを加えたりもしています。
ちょっとお手間はかかりますが、楽しく集中してできるので、取組み時間は大幅に節約できますよ♪
算数が得意というほどでもない次男ですが、この時間は今のところ結構楽しみにしてくれているみたいです。
机の上にカードを広げて取る「かるた」や「トランプ」のような遊びは、視線移動や周辺視野を広げる練習にもなるので、ついでに療育あそびができますし♪
あ、タイムは適当に記入しています(先生、すみません)
あとね、お兄ちゃんの時やっていたもう一つの「計算カード」の方法。
「家庭用トランポリンで飛びながらやる!」笑
カードは本人が持ってやってもいいし、離れたところで親がめくりながらでもいいです。
これ、リズミカルにポンポンできるし、トランポリンを飛びながらだと、バランス感覚と動体視力を同時に鍛える療育あそびにもなるし、すごく楽しそうにやってました。一石二鳥、三鳥のオトクなワザです!
トランポリンあるご家庭は、よろしければお試し下さい。
以前、お受験雑誌で現役東大合格生の男の子の勉強法の紹介記事でも「トランポリン飛びながら計算してます〜」って載っていたのを見たことあります。皆さんにオススメできる方法ではないかもしれませんが、体質的にハマるお子さんはいるのではないかと思います。
関連著書:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」大場美鈴・著(ポプラ社/2016)p.207-収録 →Amazonで見る
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