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顔と名前のカンニング下敷き

更新日:2023年8月14日


相貌失認の子のサポート、工夫

最近、次男が友だち関係のことで悩んでいる様子で、登校前にしぶることが続いていました。

話を聴くと「友だちが手を振ってくるのが困る」というのです。

母 「??? それって、どーゆーこと?」

次男 「(相手が)手を振りかえしていい人なのか、分からない」

母 「ひょっとして、相手が友だちなのかどうか、分からないってこと?」

次男 「うん」


…と。聴けば次男は、三学期の今になっても、クラスの半分以上のお友達の、顔と名前が分からないようなのです。(あ〜、かあちゃんも割と人の顔と名前覚えるのが苦手だよ〜)

こういうのを「相貌失認」というのだそうです。

発達障害と合併する場合もあれば、そうでない場合もあり、日常生活に支障のない程度から、自分の顔が分からなくなる程重症の方までいるようです。

俳優のブラッド・ピットや、「不思議の国のアリス」の作家、ルイス・キャロルなども「相貌失認」があるのだとか。

まあ、次男や私の場合、「方向音痴」や「運動音痴」と同じように、「顔音痴」みたいなもので、そんなに深刻に心配しなくても良さそうな程度ではあると思うのですが…

それでも、次男にしてみれば、相手が誰だかイマイチ分からなければ、親しくしていいのかも分からず、友だち関係になんとなく自信が持てないというのも、すごく良く分かります。

そこで、「名前を写真に書いて、カンニングできるようにしてあげようか?」と提案してみました。

次男はマジメなので、カンニングはイヤがるかと思ったのですが、結構喜んでくれました。

クラスの集合写真を拡大コピーして、そこに男女で色分けして名前を入れ、プリント、ラミネートして下敷きにしました(画像は長女のぬいぐるみを使った再現イメージ)。(※追記



担任の先生にも話して、机の中に入れておいて、休み時間話しかけてきてくれた子が誰か分からない時などに、あとでこっそり見ているようです。

実は、三学期からの転入生の子も、同じように困っていたそうで、もう一枚作って先生から渡してもらったところ、今、二人で競争しながら名前を覚えるのを頑張っているのだそう。

ちなみに、長男は幼稚園の頃、お友だちを名前ではなく、出席番号で覚えていました。

今でもクラスの子の顔と名前はイマイチ覚えていないようなのですが、本人は全く気にする素振りはなく、気にしやすい弟の参考になれば、と思い…

「誰か分からない子が手を振って来たら、どうしてるの?」と聞くと、

「うん、ほっとく!(キッパリ)」


って言ってました。メンタル強ッ...

もうすぐ新学年。来年度も、いい出会いがたくさん待っていますように。


 

※追記:最近は個人情報の管理が厳しいので、クラス名簿等を見る機会がない場合は、学校側と相談するといいと思います。

うちでは、次の学年では「去年はこうさせてもらいました」って、1学期の面談で話したところ、先生が教室の後ろにクラス写真に名前を入れた掲示物を作ってくれました。


 

2016.2.26 Facebook投稿


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