
楽々かあさん(大場美鈴)
こえスケール
更新日:2月26日
No.042 #SST
「こえスケール」
for:声の調節、TPOを意識する練習
静かにしないといけない時に大きな声を出してしまったり、
みんなの前で話す時に、小声になってしまったりすると、
「空気が読めない」「場をわきまえない」なんて思われて、注意されることが多くなってしまいます。
でも、発達のゆっくりな子の中には、声の筋肉のコントロールがうまくいかず、本人の意図しないような大きな声が急に出てしまったりすることもあるようです。(緊張していると、特にそうだと感じます)
いつも大きな声がでてしまう子は、全身の力加減ができるような、スクワットや腹筋などが良い、と、以前ご紹介した木村順さんの「読み書き遊びコミュニケーション遊び」の本に載っていました。
そんな子には、適切な身体の使い方を教えるのとともに、
「こえスケール」で場面に応じた声量を意識する練習をするといいと思います。
スケールを見せながら、予め、
「今はこれくらいでね」など伝えたり、
場面にそぐわない声の時は「今はどれくらいの声の時かな?」など聞いてみたりします。
この時、親の声もそのレベルに合わせて大きくしたり、小声で話したりすると、より分かり易いです。
そうすると、スケールがない時でも誘導できるようになってきます(^-^)
「こえスケール」はこちらよりダウンロードできます。(原寸B6)
うちでは声のボリュームをテレビの音量レベルに合わせた数値で説明していましたが、それは各ご家庭で違うと思うので、0〜4にしてあります。(適宜折り紙などで修正して下さい^-^;)
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初出:facebook楽々かあさんのアイデア支援ツールと楽々工夫note2014年2月1日 投稿