スタートラインにたつために

6.10.2014

子どもの特性に気づいたばかりの頃、私は「「発達障害」や「アスペルガー」と「育児」で検索して、amazonで本を漁っていたんです。そういう子たちをどうやって育てていくのか、いけるのか、大きくなったらどうなっていくのか、が知りたかったから。

 

でもね、落ち込みましたっけ。

 

だって、「アスペルガー症候群の子育て200のヒント」のブレンダ・ボイドさんとか、

「発達障害の子とハッピーに暮らすヒント」の堀内裕子さんとか、
(子育てではないけど)「一緒にいてもひとり」のカトリン・ベントリーさんとか、

 

なんで、みんなこんなにおおらかで、忍耐強くて、根気づよくて、穏やかで、献身的で、母性愛に満ちていて、前向きなんだろうって思って。

 

その当時は、私はまだ良い対応が分からず、子どもを叱って動かす方法しか知らなかったから。

だってね、私もフツーのお母さんと同じように、ほめたり、叱ったり、こんこんとお説教してみたりしながら子育てして、しつけや友だちとの付き合い方や、宿題なんかを教えていたワケですが、、、

不器用で、あわてん坊で、集中力がなくて、言うこと聞かない子は、ほめようと思ってもなかなかできないからほめるチャンスがやってこないし、こんこんとお説教してみても、全然聞いてないし、伝わってもないし、、、結局子どもを動かすのに使えるのは、鬼の形相で、大きな声で言うことしか思いつかなかったから。

 

身支度、宿題、夕飯、お風呂、お出かけ、、、子どもと何かをするたびに一日中怒って動かしていたから、子どもの心はズタボロ、私の心もズタボロです。

怒るってすごくエネルギーを使うことだから、一日中怒っていると本当に疲れます。誰でも、疲れていれば、ますますイライラして怒りっぽくなってしまいます。その状態が続いていると本当に疲れ果ててしまいます。

子どもも、怒ればとりあえずその場は動くけれど、ますます問題行動を増やし、ますます怒らなければいけない事態が増えてくる、の悪循環。しかも、子どもが麻痺してくると、どんどんと声は大きくなり、口で分からなければ、手が出てくるワケです。

そして、また怒ってしまった。今日はゲンコツまでくれてしまった。。。と自己嫌悪。

 

そんな中で読んだ、立派なお母さんたちの手記は、とっても辛かったです。

 

でも、今のやり方ではダメだ、ということだけは分かったんです。

 

そこから猛勉強。コーチングを受けたり、発達障害の子の特性を知ったり、特別支援学級などで取り入れている工夫を、うちの子に当てはめて応用してみたり、、、いろいろとやってみているうちに、だんだんと怒らなくても伝わる伝え方が分かってきて、いつの間にか、他のお母さんから「穏やかだよね〜」「全然怒らないよね〜」なんて言われるようになりました。実際は、まだまだ怒ってしまうことも結構あるんですけどね。ナイショですが、、、(^-^;)

 

子どもも問題行動が減ってきて、いろいろとつまづくことはいっぱいあるけれど、「兄弟すごく仲いいよね〜」「伸び伸びしてるよね〜」「自由なカンジだね〜(←ホメてないかもしれない^-^;)」って言われます。(前は、「◯太郎くんって、あんまり笑わないよね」って言われてました)

 

もしかしたら、私と同じように、楽々かあさんの投稿や取組みを見て、落ち込んでしまうかたもいるのかもしれないな、といつも気にしています。

私は、本当は、そんな人に、一番に手を伸ばしたいんです。

 

だって、親子で一番辛い時だから。

 

でも、私がスタートラインまで無理に引っ張ってくることはできません。

スタートラインまではご自分で出てきてもらわないと、手が届きませんから。

自分で気づいて、変わる勇気を持てるまで、ここでお待ちしています。
(今のところ個別のご相談には対応できませんが、自分自身のセルフコントロールの取組みや、具体的な生活の工夫など、できる限りのアイデアシェアで応援したいと思っています)

 

大丈夫です。怒りん坊かあさんだった私だって、だんだんできるようになってきたんですから!

 

私自身、まだまだ修行中ですが、だれでも、おおらかで、忍耐強くて、根気づよくて、穏やかで、献身的で、母性愛に満ちていて、前向きなお母さんになれると思っています。


(しかも、そっちのほうが、100倍楽でオトクです!^-^)

 

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