学習の工夫

 

学習面でも、視覚支援や教具などを使って、実際に体感できると理解し易くなります。

またLD(学習障害)がある場合、その子に合わせて負担感を減らし、補助線を引いたり、ICT機器やサポートツールを使うことで、「漢字書き取り」などに対するハードルをぐっと下げて、取り組み易くしてあげられます。

一斉一律の学習スタイルが合わない子でも、「その子に合った学び方」で、分かること・できることは沢山あります。

青ペン先生

宿題のサポートには、親が色鉛筆で漢字の下書きをしたり、

教科書やプリントにマス目や補助線を引くことで、

視線移動などのハードルを下げて取り組み易くなる

文房具や学用品。不器用さんやうっかりさんには使いにくい事、ありますよね。誰にでも簡単にできるプチ改造で、グッと使いやすくなるんです!今回は、その中からいくつかのアイデアをご紹介いたします...

LD(学習障害)のある子は、宿題ひとつだけでも負担が大きく、付き合うお母さんもとっても大変です。ですがほんの少し本人の苦手な作業や困りに合わせて工夫し、負担感を減らしてあげると、取り組みがずっと楽になります。今回は、市販品を活用した手軽なサポートのご紹介です…

Please reload

漢字を書く以外で覚える

漢字を書いても書いても覚えられない子は、得意を活かした興味のある分野や、既にある記憶と関連づけることで覚えやすくなる。工作や好きなおもちゃ、写真などを使って「見える」「触れる」ようにすると良い

計算カード・かるた

計算カードや九九カードも、かるたやトランプのようにして遊びながらだと、楽しく取り組める。かるた遊びは視線移動の療育にもなる。

読書感想文を出す

読書感想文や作文、絵日記など、沢山の文字を書かないといけない課題は、できるだけハードルを下げ、親がインタビューしてメモを作ると、取り組める

LD(学習障害)のある子や、集団で学ぶことに困難さのある子でも、iPadやパソコン、デジカメ、ボイスレコーダーなどのICT機器を使った合理的配慮で、自分の苦手を補い、可能性の扉を拓いていくことができます。うちでは、長男がiPadの学校持ち込みの理解を得ることができました…

小さな頃は学ぶことが大好きだった長男。ところが、彼には「LD」があり、字を書くことが苦手で、学校のテストの点や成績は、学年を追うごとに下がっていきました。でも「その子に合った方法」ならできるのです。最近再び、学ぶことへの意欲が出て来た長男。それでも…

Please reload

これ以外の「学習の工夫」のアイデアは

こちら(facabookページアルバム「#学習支援」)です

LD

 

LDとは学習障害のことです。学習に対する理解力が十分ある子でも、LDの特徴を併せ持っていると、字を書くのが苦手だったり(書字障害)、文字を正確に読み取りにくかったり(読字障害)、単純な計算ができなかったりして(計算障害)、十分に実力を発揮できず、例えばテストで答えは合っているのに、字が下手でバツになってしまった、など、本人も親も悔しい想いをしていることがあります。

 

LDは動体視力、脳→手指の連携、ワーキングメモリ(短期記憶)、体幹やバランス感覚の弱さや未発達など、学習に必要な脳や身体の使い方の「局所的な苦手さ」によって起こるようです。本人の努力不足が原因ではないので、字がうまく書けない子に漢字書き取りの猛特訓などを強いることなどは、本質的な改善にはなりません。

 

これらの特徴は地道な療育などによって、徐々に改善してゆける可能性はありますが、まずは道具や教具を工夫したり、親が負担を減らすサポートをしていくことで、宿題などに取り組み易くしてあげることができます。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

 

宿題サポート

 

学習へのハードルが高い状態の子に毎日「いつになったら宿題やるのッ!」と叱責しながらやらせていくのは、親にとっても負担が大きく、また、ますます勉強嫌いを加速させてしまうことになってしまいます。宿題の時間が嫌いだと、勉強も嫌い、学校も嫌い、と不登校の原因になる可能性もあります(うちはありました!)

 

それよりも、できるだけハードルを下げてあげるサポートをした方が、お互いに効率よく取り組むことができます。

 

例えば、親が漢字書き取りの下書きをしてあげることで、動体視力が未発達な子にとっては、ドリル→ノートの視線移動の負担を減らすことができます。また、文字のカドなどの認識力が弱い子も、なぞり書きで正しい文字を書くことができます。

筆算のケタがそろわずうまく計算できない場合は、タテに線を入れたり、マス目を引いたりすることで見やすくなり、計算ミスが減ります。

 

ワーキングメモリの弱い子や九九や計算の手順が覚えられない子には、九九表や計算の手順カードなどを作って机の隅に置き、参照しながら取り組むことができます。また、筆算の繰り上がりの数字を記憶・メモする負担が大きい子は、一時的に指で覚えておく、などの手軽な工夫もできます。

音読の苦手な子には読んだ部分を下敷きで隠したり、教科書の行の横に線を引いてあげる、言葉を文節や単語で区切る、読み易い色のカラーファイルや下敷きを重ねる、などの工夫で文字が読み易くなります。

 

また不器用な子には使い易い鉛筆や定規、コンパスなどを選んだり、滑止めを貼って改良したりすることで、作業性が良くなり、負担が減ります。

 

学校側へお願いできれば、マス目の大きなノートを使ったり、プリントを拡大コピーして貰ったり、補助ツールを待ち込んだりして、本来の学習に集中できるようにしてあげると良いでしょう。

(当HPでも、ひらがな等があやふやで、板書やテストでお困りのお子様向けに「かな・漢字サポートカード」などを無料ダウンロードできます)

 

それでも宿題に取り組めない場合もあります。

漢字もうまく書けたところを部分的にほめたり、作業に完璧を求めず、「雑でもとにかく終わればよし」とか、「数行だけ丁寧に書ければOK」などこちら側のほめラインを下げて、少しでも取りかかれたらほめて認めていきます。部分的に丁寧に書けたところがあれば、そこに小さく花丸をつけて、訂正はしないでおくと、次第に丁寧に書ける回数が増えてきます。宿題をとにかく終われば、ポイントシールやおやつなどの、ごほうびを与えるのもいいです。

ただし、あまりに子どもの負担が大きい場合は、発達小児科などの専門医の意見書などをもらって、宿題の量を減らしてもらえるよう、担任の先生に相談するのも一つの手です。

教え方の工夫

 

学習面でも「見える化」を基本に、図やイラストを使ったり、実際に見て触って動かし、体感的に理解できるものは、大変役立ちます。

数字や時間などの抽象的な概念も、見えるように工夫した教具だと分かり易く、イラストやマンガ、写真などを使って漢字や言葉のカードを作っておくと、印象に残り、語彙を増やす手助けになります。

お菓子を数えたり分けたりしながら食べたり、お金を数えてお小遣いを溜め、欲しいものを買ったりする経験も、家庭ならではのとても効果的な学習です。

 

教科書を読んだだけでは理解がすすまない子も、他の感覚を使ってみると、理解し易い、情報が入り易い、ということがあります。

その子に合った学び方を見つけ出せると、学習効率があがり、自信をつけていくことができます。

 

例えば九九を覚えられない場合、

視覚優位の子には、レゴやドットバーなどで数の階段を作ってみせたり、正方形の九九の表をタイルで埋めたりして、法則性を視覚的に気づかせると、かけ算の本質的な理解をします。

 

聴覚優位の子には、市販されている「九九ソング」などのCDをいつも聴いていると、すらすら出てくるようになります。これはいわゆる「丸暗記」で本質的な理解ではないものの、「九九を覚えられた!」ことが自信になるので、そこを入り口に教具を使って、ゆっくりと本質的なかけ算理解をしていくこともできます。

 

また、玉そろばんや数字盤などの市販教具にも優れたものがあり、iPad/iPhoneなどのアプリや、DSなどのゲームでも、数の増減が視覚的に分かり易いもの、漢字のなぞり書きなどを楽しく学習できるものもたくさん出ています。これらは子どもの興味を引き易く、学習意欲の落ちている子でも取り組み易いと思います。

 

電子機器の積極的な利用には、各家庭で方針などがあるかと思いますが、LDのある子は特に、スマホやタブレットの写真・メモ、ボイスレコーダー、ワープロ、音声読み上げ機能などを使えば、板書を写す負担や文字を読む負担を減らし、短期記憶や不注意性を補うことができます。また、タイマーやスケジュール、リマインダーなど、自己管理をしていくうえで有効な機能がたくさんありますので、苦手を補う補助ツールとして、早いうちから使い慣れておくのも一つの方法です。(学校での学習補助ツールの使用や、ダブレットの持ち込みなどの合理的配慮のお願いの仕方については、「学校との連携」ページをご参照下さい

 

 

LDのある子を始め、その子に合った学び方と、苦手な作業を補う補助ツールを使いながら、ハードルを下げることで、学習理解が進み、宿題などもその子なりに取り組めるようになっていきます。

※このサイトは「楽々かあさん公式HP| Idea&tools for ASD LD ADHD kids」です。

画像・イラスト・本文の無断転載・二次配布はご遠慮下さい。   © 楽々かあさん  Proudly created with Wix.com

This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now